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待望の妊娠なのに…。“不安感”に取り憑かれ、血眼になってネット検索を続けていた私

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私たち夫婦が子供を作ろうと決めたのは、私がちょうど30歳の時。その頃は周りで不妊の声を聞いたこともありませんでしたし、“35歳から高齢出産”という世間のルールが、“35歳までは誰でもすぐに妊娠する”と楽観的なイメージに置き換えられ、何の不安もありませんでした。

ところがいざスタートしてみると、妊娠する気配がないままあっという間に1年が過ぎてしまいました。このままではいけないと2年目からは早速不妊治療を開始。痛い注射に耐えながらタイミング療法や人工授精など積極的に取り組みました。

私たちは二人ともこれといった原因がなかったのですが、それが良いのか悪いのか、終わりの見えない治療に何度も心が折れそうになりました。友人からの妊娠報告を受けては、素直に祝福できない自分を情けなく思ったりもしました。

こうして3年間に及ぶ辛い不妊治療を経てようやく妊娠に至ったわけですが、治療が長かったせいか、妊娠検査薬で陽性反応が出た時にも全く信じられず「どうせ明日にはリセットされてしまうはず…」と半ば諦めの気持ちでいました。治療の経験から「期待しすぎてその分ガッカリするのは嫌だ」という気持ちが常にあったのです。

でも、病院でお医者様から妊娠の言葉を聞いた時にはさすがに実感も湧き、付き添いで来てもらっていた義母に涙ながらに報告したのを覚えています。

その瞬間は妊活が終わったことが嬉しくて、「頑張ってきて良かった!」「これで不妊のストレスから解放される!」と、ゴールを迎えたような気持ちでいました。

私の妊娠生活のイメージは、“のんびりと毎日を過ごし、お腹にいる我が子にやさしく語りかける”そんな日々でしたので、まさか、そこから先も不安との闘いになるとは、夢にも思っていませんでした。 関連記事:不安から検索魔に。待望の妊娠、でも初期から出血…安静中の情報収集はほどほどに

これには不妊治療をしていたことがかなり影響していると思います。不妊治療の期間が長かったため、自分たちの遺伝子や赤ちゃんの生命力に、自信がないというか…。どうしても、「もし流産してしまったら…」「一人目がこんなに時間がかかって妊娠したのだから、次はないかもしれない…」と、悪い方にばかり考えてしまい、涙する日々。そして少しでもポジティブな情報を、と血眼になってインターネットで検索を続ける毎日でした。

しかし、インターネットは諸刃の剣で、良い情報を得られることもあれば、ネガティブな情報を得てしまう場合もありました。例えば、通常に生活していれば知ることのなかった稀な病気を知ってしまい心配の種を増やしたり、安心だといわれている数週に流産した人が沢山いることを知り再度不安になったり。夫はそんな私を見て検索を控えるように進めてきましたが、習慣づいてしまったものはなかなか止められず、検索結果に一喜一憂する日々が続きました。

また、両親や義両親をはじめ、親戚・友人など周りの人たちからの期待もプレッシャーでした。妊娠すれば当然生まれてくるものと思っている彼ら。嬉しそうに私の妊娠を語る彼らに対して、「もし万が一のことがあったら、彼らにどんな顔をすれば良いのだろう…」「すごく悲しませてしまうに違いない」と、悪い想像ばかりをしていました。

こうして不安だらけの妊娠生活を送っていたわけですが、それでも赤ちゃんは一生懸命成長してくれて、無事に出産を迎えることができました。今となっては、あんなにメソメソせず赤ちゃんの力を信じて明るく生活していれば良かったと反省しています。

ちなみに現在は第二子を妊娠中です。一人目の時の反省点を生かし、あまりネットに踊らされずに赤ちゃんの生命力を信じて、穏やかな日々を過ごしています。 関連記事:不安だらけでネット検索魔になっていた妊娠初期。医者の一言で眠れぬ夜もありました

著者:iwaosyuki

年齢:30代

子どもの年齢:1歳

宮崎と福島を行ったり来たりしながら子育てに奮闘する1歳のママです。夫と私、双方の両親にお世話になりながら日々乗り切っています。現在第二子を妊娠中。目下の興味はお腹の子の性別です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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