ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

スイス南部で血液サンプルのドローン輸送サービスが始動

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
スイス・ポストのドローン飛行テストの様子スイスの郵便事業会社「スイス・ポスト」は、米カリフォルニアのドローン開発企業「Matternet」と提携し、2015年春からドローン輸送の実証テストに取り組んできた。

2017年3月には、スイス国内で24時間、ドローン飛行することにつき、スイス連邦民間航空局(FOCA)から認可を取得。

スイス南部ティチーノ州を拠点とするEOC病院グループを加えた三者による共同プロジェクトを創設し、ドローンを活用した医療物資の輸送サービスの事業化を本気で着手している。

・血液サンプルをドローンで輸送

Matternet M2に積み荷する様子この共同プロジェクトでは、ティチーノ州ルガーノ市にあるEOC病院グループ傘下の医療機関を対象に、「Matternet」の運搬用ドローン「Matternet M2」で血液サンプルなどを輸送するサービスを構築中だ。

直径80センチ、重さ20キロの小型で軽量な「Matternet M2」は、平均時速36キロメートルの速度で、最大2キロの運搬物を最長20キロメートル圏内に輸送できる。

2017年3月中旬以降、対象となる医療機関のうちの2カ所で、すでに70回にわたるテスト飛行が実施されており、2018年までには、定期運用を開始できる見込みだ。

・ドローンによる医療物資の輸送の広がり

米カリフォルニア州の「Zipline」が、ルワンダ西部の医療施設を対象に、ドローンを活用した輸血用血液の輸送サービスを2016年7月から開始するなど、陸路輸送が不便な僻地を中心に、ドローンによる医療物資の運搬が少しづつ広がりはじめている。

「スイス・ポスト」らの取り組みは、先進国の比較的人口の多い地域でも、医療物資の輸送において運搬用ドローンの活用の余地があることを示す先進的な事例といえるだろう。

SWISS POST

カテゴリー : デジタル・IT タグ :
Techableの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。