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第47回 “ユニバーサル・モンスターズ・ユニバース”始まる!?

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『キングコング:髑髏島の巨神』はもうご覧になりましたか? 本当に傑作怪獣映画なのでお見逃しなく! みんなが思い描いていたこれぞキングコング!な暴れっぷりです!
さてスーパーヒーローと並んで、こうした怪獣・モンスターというのも重要なアメキャラの1ジャンル。だから『13日の金曜日』のジェイソンも『エルム街の悪夢』のフレディも『エイリアン』『プレデター』も『猿の惑星』のゴリラ兵士も愛しい存在です。

こうした中忘れてはならいのが、1930年代から50年代にかけて米ユニバーサル映画が創りだした一連のモンスター映画。『魔人ドラキュラ』(31)を皮切りに『フランケンシュタイン』(31)、『ミイラ再生』(32)、『透明人間』(33)、『フランケンシュタインの花嫁』(35)、『倫敦の人狼』(35)、『狼男』(41)、『大アマゾンの半魚人』(54)等を発表します。多くのキャラが小説だったり、伝承からうまれたものですが、僕らが思い浮かべるこれらのモンスターの造形はみなユニバーサル映画のデザイン(メイク)がうちたてました。

さてユニバーサルはこの夏32年の『ミイラ再生(THE MUMMY)』をトム・クルーズ出演でリメイクします。(この『ミイラ再生(THE MUMMY)』は一度リメイクされ邦題は『ハムナプトラ・・・』でした。今回のトム版は『ザ・マミー』という原題で日本でも公開される予定)古代エジプトから邪悪な存在が蘇り災いをもたらす、というお話がベースで今回のトム・クルーズ版では、魔女っぽい女怪人=悪の女王になっていますね。
演じるのはソフィア・ブテラ。『キングスマン』の義足の殺し屋、『スター・トレック ビヨンド』の女エイリアンを演じていた美人女優です。

さてユニバーサルでは自社の昔のモンスター映画財産を今後続々とリメイクし、それらを1つの世界観の中でつなげようと考えています!
そういまマーベルが”マーベル・シネマティック・ユニバース”と称して、アベンジャーズを起点に様々なヒーロー映画をつなげているように、
DCがDCフィルムズ(DCエクステンデッド・ユニバース)の名の元、ジャスティス・リーグを旗印にヒーロー映画を展開していくように、
そしてハリウッド・ゴジラと『キングコング:髑髏島の巨神』がモンスターバースというフレームで統合するように、
“ユニバーサル・モンスターズ・ユニバース”を企画しているのです。
その第一弾がトム・クルーズ版『ザ・マミー』なわけです。今後、『透明人間(ジョニー・ディップ出演の噂あり)』『狼男(ドウェイン・ジョンソン出演の噂あり)』『フランケンシュタイの花嫁(アンジェリーナ・ジョリー出演の噂あり)』が予定されています。
(ちなみにこの『ザ・マミー』には、なんとラッセル・クロウが有名な怪奇小説の主人公ジキル博士(そう「ジキルとハイド」のジキル博士)役で登場。「ジキルとハイド」も予定されています)

しかし僕がユニバーサル・モンスターズで、一番好きなのは『大アマゾンの半魚人』。
これは小説等はなく完全にユニバーサルのオリジナル。オカルティックな存在ではなくジャングルに棲む未確認生物をめぐるお話なので、キングコングに近い秘境冒険物と考えるべきですが、そのルックスのインパクトは後のモンスター造形に大きな影響を与えたと言われています。”エイリアン”や”プレデター”もちょっとこの半魚人の影響うけていると思います。

この『大アマゾンの半魚人』の脚本家が、DCコミックスの海のヒーロー『アクアマン』(18年公開)のウィル・ビール氏に決まったそうです。
『アクアマン』は海底人アトランティスと人間の血をひく海の王子ヒーロー。ある意味半魚人!(笑) なかなかナイスなスタッフィングです。
なお『大アマゾンの半魚人』も、ある意味”美女と野獣”的なお話でもあります。一時、このリメイク版のヒロイン役候補にスカーレット・ヨハンソンの名前があがっていました。
実現して欲しいものです。

(文/杉山すぴ豊)

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