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ビジネスの心理に影響する「色」の力とは?

皆さんは、普段の仕事や生活の中で「色」をどれくらい意識していますか?

政治家などが、大衆の前で演説するときは赤のネクタイを締めて情熱的でパワフルなイメージを与える、討論会の際には青のネクタイで知的さ、冷静さを演出する…といった話は皆さんも聞いたことがあるかと思います。

こうした人間心理に影響を及ぼす色の力は、仕事のさまざまな場面でも活かせます。

そこで、企業やビジネスパーソン向けにもカラーコンサルティング、ブランディングを手がけるカラーキュレーター(R)・七江亜紀さんに、色の活用法を教えていただきました。f:id:tany_tanimoto:20170331211620j:plain

「なりたい自分」につながるテーマカラーを決める

まずは、自分がどうありたいのか、人からどう見られたいのかを色に置き換えてみましょう。その色をネクタイやシャツなどのファッション、ハンカチ、名刺入れ、スマホカバー、ファイル、文具などの小物に取り入れます。

自分が見ていて元気になれる色、好きなスポーツチームのチームカラーなどを選んでもいいですが、決め手に欠ける場合は、次のような色の効能を意識してみてはいかがでしょうか。

・人に威圧感を与え、怖がられてしまう人

→優しさを与えるピンク、和むオレンジ。心が温かくなり会話が弾む。

・内向的で人と接するのが苦手な人

→赤。「攻めのキャラクター」を演出できる。黄色やオレンジも、人と積極的に関われる。

・一見クールで、とっつきにくい印象を持たれるが、お酒を飲めば冗談も言うような人

→黄色。普段から明るく開放的になれる。

・仕事はデキるけれど、感情的になりがちな人

→青。クールダウンし、冷静に対処できる。

・人と人の間に立ち、調整役を務める人

→緑。バランサーとしての素質を引き出してくれる。

・時間にルーズだったり、身なりに無頓着だったりする人

→白。自分を律する色で、清潔感をもたらす。

・高度な専門性で勝負したい人

→黒。高級感があり、「本物」に見せる効果があり、プロフェッショナル感が際立つ。

仕事のシーンに応じて、効果的な色を使い分ける

なお、テーマカラーとまでは設定しなくても、場面ごとに色の特性を活かしてみてはいかがでしょうか。シーンごとに、一例をご紹介します。

●「やる気スイッチ」を押すなら、赤ペンで書く

朝一や疲れているときの会議・商談など、エンジンがかからないとき、集中できないときは、赤い色を使って「やる気スイッチ」を押しましょう。ノートに赤ペンで字を書くのです。

ペンを赤に替えると、文字を綴るうちにだんだんエネルギーがわいてくるもの。また、新しいアイデアが浮かんだときも、赤ペンで一気に書くとエネルギーを持続させられます。

●作業環境を整え、効率を上げるなら、デスクは青色で統一

デスクが散らかっているせいで、資料などが行方不明になりがち、あるいは落ち着かない…という人は、机の上のグッズを青や紺で統一してみてください。青には「片付け」効果があります。寒色系の色は冷静沈着でクールな気分になるので、片付かないデスクをうるさく感じ、自然と「片付けよう」という気になるのです。

反対に、赤やオレンジなど暖色系のグッズが置いてあると気分的には明るくなれますが、気持ちが緩んで、散らかっていても「まぁ、いいか」となりがちです。

しかも、デスクがカラフルでにぎやかだと、周囲の人が話しかけやすい雰囲気になり、雑談を振られたり雑用を頼まれたりする回数が増えることも。

その点でも、青を用いて知的でクールな印象を演出すると、周囲の人が気安く話しかけにくくなる分、自分の仕事に集中して進められる効果が期待できます。

●早く終わらせたい仕事は黄色の付せんにメモ

「やることリスト」を付せんにメモしている人も多いことでしょう。

やることの中でも、すぐに終わらせたい仕事には、黄色いポストイットを活用するのがお勧めです。やるべき作業を黄色いポストイットに書き込んで、パソコンなどに貼っておきましょう。

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