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ダウンタウンのフリートークは漫才である

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ダウンタウンのフリートークは漫才である

数年前までの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』では、フリートークのコーナーがありました。ダウンタウンの2人が観客の前でおしゃべりをする。学生時代の私はこれが大好きだったんですよね。この2人のフリートークというのは、ほかの人がやっているものとは根本的に違っていたんですよ。「フリートーク」というと、一般的には「すべらない話」的な、まとまった面白い話を披露することが多いんです。または、そこまではっきりオチがついていなくても、最近あった出来事について話したり、何らかのテーマについて議論をしたり、とか。

 

でも、ダウンタウンは違ったんですよね。そういう一般的なトークの形式で進むこともあったけど、明らかにそうじゃないときもあって。そこがめちゃくちゃ面白かったんですよね。

 

例えば、日本にJリーグが創設されて、サッカー人気が盛り上がっていた頃。その話題が出たとき、サッカー嫌いの松本さんはサッカーを好きな人をよく批判していました。でも、その批判の仕方が独特なんですよ。松本さんは「あれだけスタジアムに大勢の人が集まっていて、誰もボールを応援していないのが腹立つ」と言うんです。どちらかのチームを応援している人ばかりで、ボールが応援されていないのはおかしい、と。松本さんのこういう発想が好きなんですよ! わかりますか!

 

浜田さんはそんな松本さんを冷たく突き放すわけです。ボールを応援するやつなんかいるわけない、と。仮に応援するとしたら、どうやってするのか、と尋ねます。すると松本さんは答えます。

 

松本「丸なれー!丸なれー!言うて
浜田「いや、丸いやん! はなから丸いやん!

 

これなんですよ。何を言っても蛇足になってしまいますが、ダウンタウンのフリートークはこんな感じで、発想の仕方と展開の仕方が普通じゃないんですよね。お二人があうんの呼吸で調子を合わせて、浜田さんは松本さんのバカバカしい発想に乗ってあげることもあれば、ある程度まで乗ってから突き放すこともある。その掛け合いがあまりに面白く美しすぎたために、フリートークが漫才のように見えるほどでした。

 

本日4月2日放送の『ガキの使い』では、そんなお二人のフリートークが復活するそうです。世間では「関西人が2人で立ってしゃべっていたら自然と漫才になる」という俗説がありますが、これは嘘だと思うんですよ。でも、「ダウンタウンが2人でしゃべっていたら漫才になる」っていうのは本当なんですよね。お二人が披露する「新ネタ」、とてつもなく楽しみです。

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

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