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様々なスタイルやサンプルを取り入れた、ドレイクの唯一無二なセンスが光る“プレイリスト”『モア・ライフ』(Playlist Review)

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様々なスタイルやサンプルを取り入れた、ドレイクの唯一無二なセンスが光る“プレイリスト”『モア・ライフ』(Playlist Review)

 2016年5月から、米ビルボード・アルバム・チャートで12週間の首位を獲得した4thアルバム『ヴューズ』に続く、ドレイクの最新作『モア・ライフ』が、2017年3月18日にサプライズ・リリースされた。全22曲、トータル81分を超える大ボリュームの本作は、スタジオ・アルバムでも、ミックステープでもなく、“プレイリスト”として発売されている。発売から24時間で6000万視聴回数を記録し、音楽ストリーミング配信サービス、スポティファイの歴代再生記録を塗り替えた。

 トニー・イエイヨーとダニー・ブラウンの「ロール・アップ」をサンプリングした「フリー・スモーク」、ロンドン出身のラッパー、ギグスが参加した「ノー・ロング・トーク」と、冒頭からズッシリ重たいトラップで始まり、3曲目では一転、昨年10週のNo.1をマークした、自身最大のヒット曲「ワン・ダンス」直結のトロピカル・チューン「パッションフルーツ」、南アフリカ出身のDJブラックコーヒーと、UK出身の若手女性シンガー、ヨルジャ・スミスをゲストに迎えたラテンハウス調の「ゲット・イット・トゥギャザー」、タイトルからしてダンスホールな「マディバ・リディム」、ライオネル・リッチーの「オール・ナイト・ロング」をサンプリングした「ブレム」と、4曲連続でダンスナンバーが続く。

 8曲目の「4422」は、ロンドン出身のシンガーソングライター、サンファがボーカルを務めるメロウ・チューン。ここで流れが変わり、ミーゴズのクアヴォとトラヴィス・スコットが参加した「ポートランド」、ヤング・サグ、2チェインズのラップが光る「サクリファイス」と、3曲連続でトラップが続く。「ナッシング・イントゥ・サムシング」、ジェニファー・ロペスの全米No.1ソング「イフ・ユー・ハド・マイ・ラヴ」をサンプリングした「ティーンエイジ・フィーバー」など、ドレイクお得意の歌モノも、完成度が高い。

 セガの人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の曲を使用した、ギグス2曲目参加の「KMT」、アース・ウィンド・アンド・ファイアーによる1974年のナンバー「ディヴォーション」をサンプリングした、カニエ・ウェストらしいナンバー「グロウ」、R・ケリーの「クリップド・ウィングス」を起用した、パーティーネクストドア参加の「シンス・ウェイ・バック」など、サンプリング・ソースとゲストが絶妙にマッチしたナンバーも目白押し。もちろん、先行シングルの「フェイク・ラブ」がすばらしいことは言うまでもない。

 プロデュースは、ゲストとしてもクレジットされている、カニエ・ウェストやパーティーネクストドア、そしてボーイ・ワンダ、フランク・デュークス、マーダ・ビーツ、ナインティーン85など、人気プロデューサーたちが揃って参加。ジャンルや曲調は様々だが、統一感がないようで、聴きこむと非常にまとまった内容に仕上がっていることが分かる。

 本作は、2017年4月8日付全米アルバム・チャートで、堂々のNo.1デビューを果たした。本作からも、「ワン・ダンス」のような爆発的ヒットが生まれるかもしれない。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
『モア・ライフ』
ドレイク
2017/3/18 RELEASE
https://itun.es/jp/MyEIib

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