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一般の方からの猫の引取りー不幸な猫を減らすために

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以前の記事で記載した通り、猫見家では一般の方からも猫の引取りを行っています。一般の方からの引取りに関するお問い合わせは意外に多く、「保護したが、家で他に動物を飼っているから飼えない」「家族がアレルギーを発症してしまい飼えなくなってしまった」など、理由はさまざまです。
最近特に驚いたことは、「家族の同意を得ずに飼ったものの引っ越しをすることになり、家族に『捨ててきなさい』」などと言われ、困って猫見家に助けを求めてくる方がいたということ。その猫ちゃんもお家で愛されていたはずです。お膝の上でまったりしたり一緒にお昼寝したり。それなのに、どうして家族を見放そうとするのでしょうか・・・。
人に対してはやらないことを、動物相手だとやってしまう。なんだか不思議なことですよね。

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そんな風にいろいろな理由で「引き取ってほしい」という方が多いわけですが、「はい、わかりました」と簡単に引き取るわけにはいきません。引き取るにあたっての審査もきちんと行います。
猫見家には現在20匹もの猫がいます。お店はそんなに広くないので、猫の受け入れ数に限界があるのです。助けを求めに来る方も猫も、もちろん手助けをしてあげたいのですが・・・。

毎月のように「引き取ってくれないか」とお問い合わせがあるのですが、引き取る・引き取らないに関わらず、まずは一度、猫ちゃんとお店に来ていただくことをお願いしています。

引取りの手順としては、
①性格と状態判断の審査:飼育・保護していた環境や状態を教えていただきます。抱っこできるのか、噛み癖はないかなども見ます。

②動物病院にて健康診断を行っていただきます。もちろん保護主さんの実費となります。
この時に猫見家指定のワクチンを2回接種していただきます。1回目のワクチンは2回目のワクチンを接種するまで1カ月期間を空けないといけません。その間は他の猫ちゃんと接触させず、室内で猫ちゃんを飼っていただくことになります。

③去勢・避妊手術ができる月齢の猫ちゃんには手術も行っていただきます。生後6カ月以上の猫ちゃんは必ず受けなくてはなりません。手術費用も保護主さんの実費となります。生後6カ月未満の子猫は手術を受けられないので(※注)この項目はカットし、適正の月齢になったら猫見家が病院に連れて行き手術を行います。

④2回目のワクチン接種をした2週間後を目安に受け入れを行います。

⑤猫のご飯代と医療費の負担金として1匹につき2万円いただいています。

猫見家で引取りを行う場合、簡単に言ってしまえばお金と時間がかかります。お問い合わせをいただく方にお伝えすると「ええ・・・」と微妙な反応を示す方も多いですが、猫ちゃんにとって大切なことになりますのでここは譲れません。

ちなみに、猫見家で引取りを行う・行わないにかかわらず、保護主さんには新しい里親さんの見つけ方をアドバイスしています。ネットでの探し方・新聞に掲載して募集する方法など、探してみると方法は少なくありません。里親募集ポスターを作った上で猫見家に持ってきていただければ店内に掲示もできます。
巷には「ペットは終生飼養しましょう」とか「動物の遺棄は犯罪です」といった情報はたくさんあります。当然それは大事なことですが、いざ何かあって里親さんを探す必要が出来てしまった場合、具体的にどうすれば良いのかを詳しくまとめてある情報って意外と少ないようです。

先日も立て続けに2件、千葉県の方から猫を引き取って欲しいと連絡がありました。わざわざ千葉県から栃木県まで猫を持ってこなくても、里親さんを見つける方法はたくさんあるように思いますが・・・。それはやはりどうすれば里親さんを見つけられるのかという情報が不足しているのだと思います。そういった情報を多くの人が知っていれば、殺処分の問題も愛護団体の苦労ももっともっと少なくなると猫見家は考えています。

保護主さんと猫ちゃんの出会いは何かの運命です。その猫ちゃんが幸せになれるように最後まで諦めずに里親さん探しを頑張っていただきたいと思います。

猫見家の猫たちも何かの縁があり来た子たちです。スタッフも頑張って素敵な家族さがし、また猫たちにもお客さまにアピールをしてもらって・・・(笑)幸せな猫ちゃんが増えるように色んなことに挑戦していきたいですね♪

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著者:猫見家

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