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魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート

 【TABIZINE 現地特派員による寄稿】 

スウェーデンの首都ストックホルムにある小さな水族館「Aqualia」では、毎年秋になると海から魚が里帰りすると言う不思議な現象が起こるってことを知っていますか?

ストックホルム中心地にありながら外国人観光客には知られていない小さな水族館では、まるで映画の「ファインディング・ドリー」のように、海から水槽に魚が返ってくるというのです。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
自然豊かなユールゴールデン島にある地元の人に評判のとても小さな水族館。

営業しているのかな? と思える程ですが、たくさんの家族連れで賑わっていました。入り口から熱帯雨林のコーナーを抜けると、早速「ドリー」こと「ナンヨウハギ」がいます。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
でも今回の主役はドリーではなく、「トラウト」という1.5メートルほどまで成長するサーモンの一種です。

毎年秋になると里帰りする魚

この水族館では毎年春になると、卵から孵化しある程度の大きさに成長した2才のトラウト海に放流しています。やがて数年の年月が流れた秋に、大きく成長したトラウトが生まれ育った水族館の水槽へ帰ってくるのです。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
サーモンは産卵期になると記憶をたどり生まれた川へ戻ってくる事で有名ですが、このとても不思議な瞬間を目にする事が出来ます。

さて、どうやって水族館の水槽に戻ってくるのか不思議ではありませんか? その秘密は一見、排水溝のように見えるこの場所にありました。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
これは、トラウトが生まれた場所へ戻ってくる習性を利用して作られた人口の川で、海から繋がっている水槽まで、一生懸命に段差を超えて行きます。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
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ゴール地点の水族館内の水槽では、トラウトを見る事が出来ました。

熱帯雨林の森で吊り橋渡る。個性的な展示

30分あれば充分に見学出来てしまう程小さな水族館ですが、実は独特の展示方法が採用されており訪れる人を驚かせています。

魚が海から水槽に里帰り!スウェーデンの小さな水族館の不思議/現地特派員レポート
北海道の旭山動物園が導入して話題になった、動物の本来の魅力をイキイキと展示する「行動展示」が採用されており、アマゾン地域に住む魚のコーナーは熱帯雨林を再現した蒸し暑い部屋に、浅い水槽に魚が展示されています。

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