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【インタビュー】トム・ホランド、映画『スパイダーマン:ホームカミング』やスピンオフ作品について語る

スパイダーマンは、コミック原作映画に出演する者たちにとってのハムレットとなった。30歳以下のどの俳優もこの役を手に入れたがっている。

トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの跡を継ぎ、今度はトム・ホランドがスパイダーマンのタイトフィットなスーツを身につける番だ。2016年の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で目立ちたがり屋の脇役を演じたホランドは、今年の夏に公開される映画『スパイダーマン:ホームカミング』でセンターステージへと躍り出る。

同作では、スパイダーマンは学校のクラスに戻ることになる。『スパイダーマン:ホームカミング』は、世界を救う合間に代数の宿題をこなすバランスの複雑さに焦点を当てる。20歳の英国人俳優ホランドは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で大きな目の元気なキャラクターとして登場した。シネマコン(ラスベガスで開催された劇場オーナー向けの見本市)の会場スクリーンでフッテージが公開される直前の楽屋インタビューで、ホランドはスクリーンで発するのと同じ若い情熱を持っていた。彼はあわただしい様子で、少年時代に愛したコミックやキャラクターについて詳しく語った。そして、本紙ヴァラエティに対して、10代のヒーローを演じるための珍しい方法、スパイダーマンの今後、特製スーツを着用中には計画的なトイレ休憩が必要であることを教えてくれた。

役を手にする以前からスパイダーマンのファンでしたか?

ファンというのは控えめな表現です。スパイダーマンのコスチュームやベッドカバー、おもちゃ、ありとあらゆるものを持っていました。スパイダーマンはバットマンとは段違いだといつも親友と口論していました。かなりのファンとして成長してきました。

スパイダーマンのどんなところが好きですか?

ピーター・パーカーは、おそらく最も共感できるスーパーヒーローです。なぜなら、彼は基本的に全ての人が通らなければならない物事を経験するからです。思春期で女の子と話して宿題もする人間らしいキャラクターです。だからこそ、彼はこれほどまでに愛されるキャラクターであり、多くの人々が彼に共感できるのです。10歳以下の子どもたちに好きな色を聞いたら、おそらく答えは赤と青です。だから彼はそのどちらの色も取り入れているのです。

スパイダーマンを演じるにあたって、何か知恵を借りるためにアンドリュー・ガーフィールドやトビー・マグワイアと接触しましたか?

いいえ、彼らとは会っていません。2人ともオンラインで本当に素晴らしい言葉をかけてくれました。つい先日、アンドリューとは英国アカデミー賞の会場で顔を合わせました。彼は素敵な人で楽しく会話を交わしました。

どんな会話ですか?

アンドリューの功績がどれほど素晴らしく、最近の出演作がどれもいかに見事だったかということについてです。彼は、僕がどれほど興奮しているに違いないか、そのことで彼がどれほど嬉しいかを語ってくれました。素晴らしいことばかりです。

最初にスーツを身につけた時はどんな気持ちでしたか?

最初に着用した時は、嘘ではなくちょっとだけ落胆しました。僕はスパイダーマンとして、『シビル・ウォー』の撮影にはかなり遅れて参加しました。僕がセットに立つ機会を得るよりも先に、彼らは僕のスタントダブルを撮影していたのです。スーツは製作するのに何週間もかかるので、僕のためのスーツを作る時間がありませんでした。だから彼らは、スタントダブルのスーツを僕のサイズに合うよう調整することにしました。スタントダブルは僕よりも2~3インチほど背が高くがっちりとした体形だったので、最初に試着した時は、垂れ下がった惨めなスパイダーマンという感じでした。でも、ちゃんと身体にフィットするスーツを身につけた時は、人生で最も夢のような体験のひとつでした。子どもの頃からの夢が目に見えて叶ったという事実に、クレイジーな気持ちになりました。自分自身を誇りに思いますし、僕のキャリアと今いる場所を非常に嬉しく思います。

スパイダーマンのコスチュームを着用するにはどのくらい時間がかかりますか?

場合によります。違った用途ごとにいくつか異なるバージョンのスーツがあります。ある時はスーツの下にハーネスを付ける必要があり、完全に装着するのに45分近くを要します。ハーネスがない場合はおそらく25分くらいです。用心が必要なのはトイレに行く時です。事前に計画しておかなくてはなりません。「ねえ、45分以内にトイレに行くたくなるかもしれないから、これを脱がなくちゃ」って。とても高価なスーツなのが明らかなので、足首までサッと下ろすなんて考えられないです。

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