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【デュアルワーカーの肖像】福岡・糸島⇔東京・渋谷。通信を駆使して自由に働く。WEBコンサルタント福田基広

通信やデジタルデバイスを活用し、都市と地方を自由に行き来しながら仕事をするクリエイターやビジネスマンが増えている。そんな人たちを「デュアルワーカー」と定義し、その仕事内容やワーク&ライフスタイルへのこだわりに迫る。

これはそんな企画の第一弾。登場するのは福田基広さん・33歳、お仕事はWEBコンサルタントである。

デュアルワーカー、颯爽と渋谷に登場!

待ち合わせたのは、東京・渋谷。世界一有名なスクランブル交差点。福田さんのお仕事、具体的には検索流入を上げてサイトへの自然集客を図る、いわゆるSEOだったり、あるいは企業や個人に対してのWEBメディア導入によるマーケティングのコンサルティングだったり。オンラインでスクールを開講、リアルでも講演活動を行う。ちなみに2014年には年間400回以上登壇したという。また、福田さんはインターネット上で仕事の受発注が完結するクラウドソーシング「ランサーズ」を通した仕事の受注も行っている。

「東京へは月に1度来て、5日〜1週間ぐらい滞在します。講演活動やオンラインスクールの定例勉強会、あとはクライアントとの打ち合わせなど、対面しなきゃできない業務を約1週間に凝縮して設定し、上京するんです。

東京にオフィスはありません。僕は渋谷のカフェにずーっといて、クライアントや仕事相手にきてもらうスタイルですね。だいたい1時間刻みで入れ替わり立ち替わり(笑)。大変ですけどね、まあ月イチのことなので」

では、1ヶ月の残り約3週間をどんなふうに過ごしているかというと・・・・・・。

これである。

福岡県糸島市在住。糸島といえば、博多から車で約1時間、地元の人々のビーチリゾートにして、九州最大のフェス『サンセットライブ』が毎年開催され、「赤い」「丸い」「大きい」「うまい」イチゴ「あまおう」の産地で、タイにカキに糸島野菜がうまい町。

ここでのんびり暮らしている。「のんびり」は、こうしたロケーションとセットになる慣用表現ではなくて、まさに事実である。福田さんが糸島にいる時に平均的な1日の過ごし方はこんな感じ。

「朝8時ぐらいに起きて、外の景色を見ながらコーヒーか白湯を飲む。うち、森の向こうに海が見えるんですよ。日中は、パソコン業務はほとんどしません。木を切ったり庭の片付けをしたり薪を作ったり。そういうことって日が落ちたらできないので。”生活”優先ですね(笑)。

うちから徒歩10分ぐらいのビーチに散歩に行って流木探したり、いいのがあったら家具にしたいし、草刈りもしなきゃだし、あとは庭で野菜作りをするために、いま、土を作ってるんですけど、とにかく日中やることが多くて大変なんですよ(笑)」

で、お仕事のほうは日が落ちて、奥様が夕餉(ゆうげ)の支度に入る頃に2〜3時間取り組む。おもにはオンラインスクールのコンテンツ制作やブログの執筆、アップデートなどなど。

「いえ、その前に風呂に入ります。明るいうちに入るとすごく贅沢な気分になれます。上がってきてもまだ明るくて、なんか毎日温泉気分が味わえるんですよ(笑)」

福田さん夫妻は、昨年夏に、築25年弱のログハウスを購入。建物裏手の斜面の林も含め、敷地はおおよそ110坪。

で、リノベーション費も合わせて都内のワンルームマンションよりも安く買うことができた。以前の住人の残した小屋や荷物があり、庭も林も荒れ放題だったため、いまは夫婦二人で、家周りの作業を行うのが、毎日の大切な仕事になっている。

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