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もしかしたらウチの子も? 発達障害当事者の実像を描いた話題のコミックエッセイ

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もしかしたらウチの子も? 発達障害当事者の実像を描いた話題のコミックエッセイ

 コミックエッセイ『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした』は、自閉症スペクトラム障害(ASD)の傾向がある長男と、発達に遅れがある次男の育児に奮闘する母・モンズースーさんの日常をつづった同名人気ブログの書籍化です。

 発達障害児特有の育てにくさを持つ長男の育児に疲弊し、どん底まで追い詰められたというモンズースーさん。長男が1歳8か月の時に、インターネットで「発達障害」という言葉を検索し、やがて自分自身にもその特徴が当てはまることに気づきます。

 実はモンズースーさん自身も、幼少期から”生きづらさ”を抱えていた子どもでした。成人後に医師から、発達障害の一種、ADHD(注意欠如・多動性障害)であるとの診断を受けたことにより、障害を自覚できたモンズースーさんはそこで初めて、周囲に助けを求めることができるようになったと言います。

 長男を診察した医師からは「これは育て方とか環境とかお母さんがADHDとかのせいじゃないですからね」(本書より)と、発達障害は生まれつきの脳の機能障害が原因であり、母親の接し方やしつけのせいではないと言われ、「複雑だけど…なんか少し救われた…?」(本書より)と、ほっとした思いだったそうです。

 本書のあとがきは、以下のようにつづられています。

 「本のタイトルの『生きづらい』という言葉を皆さんはどう受け取ったでしょうか。私はこの前向きではない言葉が現代社会を生きる中で一番私達にあてはまっていると感じました」

 「でも私達のような特性のある人の生き方を『かわいそう』とか『不幸』なんて考えたいわけではないんです」

 「だって 私たちは生きづらいけど生きられるから」(※すべて本書より)

 自分自身もADHD当事者であるモンズースーさんが、読みやすいコミックエッセイというスタイルで、葛藤をありのままに描いた本書は、発達障害当事者の実像をリアルに伝える最適な1冊と言えるでしょう。

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