野村訓市、「ラジオ」と聞いて思い出すのは…

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野村訓市、「ラジオ」と聞いて思い出すのは…
J-WAVEで放送中の番組「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」(ナビゲーター:野村訓市)。3月26日(日)のオンエアでは、「ラジオの魅力」をテーマに語りました。

同番組も3年目に突入し、「ラジオの魅力」について考えるようになったという野村ですが、ラジオのことを考えると、アメリカ、シルバーレイクにいる友人のことを思い出すそうです。

その友人は、シルバーレイク郊外に古い漆喰仕立ての、いかにもカリフォルニアらしい家を持っていて、1階部分がアトリエ、アイロン部屋、客室、2階には彼の家族が住んでいるそうです。ロスに行くときはいつもこの友人宅に泊まるという野村は、そのたびに朝の7時くらいに目を覚まし庭に出て、庭に咲いたバラの花を見ながらタバコを吸うのが好きなんだとか。

すると、野村が起きたことに気づいた友人が2階から顔を出し、「コーヒーはどうだい?」と声をかけるのだそう。そして野村が2階に上がると、キッチンのシンクの前に置かれた小さなラジオから、朝のオールディーズが必ずかかっているのだそうです。

コーヒーを飲み終えると、犬を2頭、車の後ろに乗せて、5、6分の距離にある山まで朝の散歩に行く友人と野村ですが、その車中でもラジオからは、常にキューバン・ジャズが流れているのだとか。そして散歩を終え家に戻ると、1階のアイロン部屋では友人の奥さんが自分の好きなオールディーズのラジオを流しているそう。

「アメリカの洗剤が持つ甘い匂いが部屋に充満している中で、彼女がラジオでかかる音楽に合わせて鼻歌を歌う姿は、何かタイムマシンで古いアメリカの家族の家に飛び込んでしまったような雰囲気がして、僕はとても好きです」(野村)

また、ロサンゼルスでの仕事が早めに終わったときには、友人と車で街をドライブするそうですが、車内で会話の邪魔にならない小さな音量で流れているのは、決まった古いジャズチャンネル。 これまで、ニューヨークがアメリカで一番好きだったという野村ですが、年をとる内にロサンゼルスがどんどん好きになっていると言います。

「それは、まだ残る古い街並みと青空、柔らかい陽射し、そしてあらゆる場面でよく聞くラジオがあるのかなあということに気づきました。シチュエーションに合わすというか、1日の中で、好きな決まったラジオを常に鳴らしている。僕は自分のラジオも、そんな風に聞いてもらえたらなあと最近は思ってやっています」(野村)

そして最後に、「まるで一緒に車に乗りながら、どっかの通りを何のプランもなしに流している時の、風景の一部であるようなラジオ」と、自身が目指すラジオへの想いを語りました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」
放送日時:毎週日曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/

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