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私の中の何かがプチッ! 立ち会い中に夫が切ったシャッターで、いつもの力関係が逆転

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病院に提出するバースプランの中に、立ち会いを希望するかどうか記入する箇所がありました。

里帰り出産のため、もし間に合えば夫にも立ち会ってほしいと思い相談すると、夫も賛成してくれました。

普段私は言葉数が少なく、あまり感情を表に出さないタイプ。対して夫はよく喋り、何事もリードして決定するタイプで私は陰で支える役です。

立会いたくないと言われたらどうしようと心配でしたが、とりあえず夫の賛同が得られてひと安心。

バースプランの詳細には、分娩の始めから立ち会う・分娩の直前から立ち会う・分娩の直後に立ち会う…と入室のタイミングまで選べるようになっていて、始めから立ち会うことを希望して提出しました。

いざ陣痛がきた朝、夫は仕事。今日じゅうに生まれるか分からないから、仕事終わってから来ても良いよと言ったのですが、さっさと早退して帰省先の病院に来ました。

その夜はやはりお産が進まず、病室で2人で過ごしました。私は陣痛でほとんど眠れないのに、ソファで爆睡する夫を恨めしく思いました。

そして翌日も陣痛が強くならず(うずくまるくらいの痛さ)、食欲がないので朝昼晩の3食、豪華な産院の食事は夫がモリモリ食べました。これもまた恨めしい。食べ物の恨みは深いのだ。 関連記事:立ち会い出産、夫のミッションは「一緒に耐える」「へその緒を切る」。いざ当日は…

陣痛開始から丸2日、正産期最終日に促進剤を投与され、人工破水させてお産を進めます。

いよいよか!と、夫もペットボトルのお茶を用意してスタンバイ。

強くなる陣痛を紛らわすのにさすってもらうのですが、強さや速さが見当違い。実習の学生さんの方が100倍上手。

「もっと強く、もう少し下の方」とか陣痛の時にはしゃべるのも辛いので、イライラしながら「ありがとう」とだけ言って、やっと分娩台へ。

夫も服の上から手術着のような服を着て入室します。テンションが上がってきたのか助産師さん達と話す夫はなにかウキウキした様子。

体力を使い果たさないよう陣痛の合間に休む私の姿を1枚パシャリ。

この音で私の中の何かがプチっと切れたのでした。

「今以上お産が進んでる痛い時に写真撮ったら怒るから」と据わった目で言うと、ヤバいと思ったようでした。

ここから力関係は逆転。

「お茶ー」と言ってストロー付けたお茶をもらう。

「暑いー」と言ってあおいでもらう。

「暑いけど風が気持ち悪いから遠くからあおいで!」なんて指図する。

陣痛の辛さは耐えがたく、普段のように不愉快な気持ちを抑える余裕はありません。

夫婦仲が微妙になったとか、普段見たことのない妻にショックを受けたという体験談も聞きますが、仕方ないことだと思いました。

やっと赤ちゃんが生まれ、終わった~疲れた~と脱力し、気づくと夫が泣いてる!初めて見る夫の嬉し泣きの涙でした。

もちろん私も嬉しいけど、疲労が勝っているのでそこまで感動できませんでした。

ただ、新しい夫の一面を発見できたし、夫にとっても人生で何度あるか分からない貴重な体験になったのではないかと思います。

不機嫌マックスで八つ当たりしながらいきむ私を、受けとめて励ましてくれた夫は心が広いと思いましたし、夫は私のことを頼もしかったと言ってくれました。

立ち会い出産のことを相談するとき、これまで2人で共有してきたたくさんの思い出に加えて、出産という一大イベントも共有したい、同じ思い出を積み重ねたいと私は夫に言いました。

立ち会ってほしいと思う理由はひとそれぞれ。

逆に立ち会ってほしくない・立ち会いたくないと思う人もたくさんいます。

夫婦で納得いくまで話し合って、赤ちゃんを笑顔で家庭に迎えられるのが一番ではないでしょうか。 関連記事:夫、実母、義母が来てくれたけど…私は「1人で立ち向かいたい妊婦」だったみたいです

著者:Emy

30歳で第一子を妊娠。不安だらけですが、めいっぱい子育てを楽しみたいと思います♪

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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