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コーヒーの4th WAVE!? パナソニック、コーヒーのIoT焙煎機「The Roast」を4月に発売!

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約16年ほど前にアメリカ西海岸で起こった“サードウェーブ”コーヒーブーム。サードウェーブコーヒーとは、コーヒー豆の生産国、農園、豆の品種が明記されており、ほかの豆と混ざっていない“シングルオリジン”コーヒーのこと。このムーブメントを牽引したサンフランシスコ発コーヒーショップ『ブルーボトル』が、数年前に日本に上陸を果たして以来、日本にもすっかり定着したコーヒーカルチャーです。ところが、先日パナソニックが発表したIoT焙煎機『The Roast』は、この“シングルオリジン”はもちろん、豆の焙煎度や鮮度にまでこだわることによって、「“フォースウェーブ”コーヒーの到来か!?」と話題になっているんです! そこで今回は、4月上旬に発売される『The Roast』の魅力に迫りたいと思います。
■パナソニック『The Roast』商品概要4月上旬に発売予定の家庭用コーヒー焙煎機『The Roast』の予定価格はなんと、10万円! この焙煎機と共に、生豆パック3種セット(1種200g入り/5500円/月)か2種セット(1種200g入り/3800円/月)のどちらかを1年間購入するのが必須なのだとか。(休止期間はいつでもリクエスト可)毎月届く生豆のパッケージに記載されたバーコードをタブレットやスマホにインストールした専用アプリで読み込むと、その生豆にあった独自の焙煎プロファイルが焙煎機にBluetoothで転送され、気軽に自宅焙煎が楽しめるというコーヒーサービスです。定期購入の生豆は、コーヒー輸入商社である『石光商事株式会社』が安全性と美味しさにこだわった世界各国のスペシャルティ豆を提供します。季節にあわせ、「香りを楽しむ」「味わいを楽しむ」「マッチングを楽しむ」「アレンジを楽しむ」の4つのテーマにそい、毎月2~3種類が届けられるシステムです。 picture06その上、1種類の豆につき、2~3パターンの焙煎プロファイルが転送されるので、同じ豆でも、浅煎り、中煎り、深煎りなどの異なる味わいを楽しむことができます。これらのパターンは、福岡『豆香洞コーヒー』オーナーの後藤直紀氏が豆の特長を最大限に活かして創ったもの。後藤直紀氏は日本人で初めて2013年に『World Coffee Roasting Championship』で優勝した世界一の焙煎士なのだそう!
■コーヒーを自宅で焙煎する3つの理由しかし、コーヒー豆を自宅でわざわざ焙煎する理由ってあるんでしょうか? サードウェーブコーヒーの豆をショップで買って、自宅で豆を挽きドリップすれば十分では? そう思う方もきっと多いハズ。『The Roast』の記者発表会ではそんな疑問に答えるべく、豆の飲み比べが行われました。焙煎して3ヶ月後の“劣化豆”と焙煎したての“新鮮豆”を実際に試飲した結果から、自宅焙煎する3つの理由を紹介します。
 (1)新鮮な香りが楽しめる! picture07市販されているコーヒー豆には焙煎されて数ヶ月以上経つものが多くあります。実際に焙煎して3ヶ月後のブラジル産の劣化豆を嗅いでみると、インスタントコーヒーのような香りが。一方、焙煎したての同じ種類の新鮮豆は柔らかな甘い香りが! 焙煎の鮮度によって、ここまで香りが異なるとは驚きでした。
(2)焙煎度によって異なる味わいを楽しめる!
 picture08「浅煎りは酸っぱくて、深煎りは苦い」というざっくりとしたイメージをもつ方が殆どでは? 浅煎りと深煎りにそれぞれ焙煎されたブラジル産とエチオピア産のコーヒーを試飲したところ……。浅煎りのブラジル産はかすかに甘いナッツのような味わい。それが深煎りされるとナッツを煎ったような香ばしい風味に。エチオピア産の浅煎りはフルーティーな紅茶のような風味だったのですが、深煎りされるとコクのある強い甘さに変化。こういった異なる味わいを楽しめるのも自宅で焙煎するメリットでしょう。
 (3)生豆から焙煎中まで“香りの進化”が楽しめる!焙煎される前の白い生豆は、その豆がもつ酸味が際立つ香りがします。焙煎中は、その生豆由来の香りに苦味やコクが加わり、より深みのあるコーヒーらしい香りに進化していきます。自宅焙煎機を使う最大のポイントは、この“香りの進化”にあるのかもしれません!

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