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迷う街「京都」。行くならどっち?

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迷う街「京都」。行くならどっち?

「京都は迷う街である。と言っても、道に迷うという意味ではなく、いつ行くべきか、何を見るべきか、どう動けばいいか。旅に出る前に迷い、着いてからも迷い、そして帰ってからも迷う。そんな迷いである」

これは、エッセイスト柏井壽さんの著書『京都に行く前に知っておくと得する50の知識』の冒頭に書かれている言葉。

たしかに魅力ある街なので「どこに行くべきか」と、悩みは尽きませんよね。ここでは、頭を抱えがちな「観光スポット」について押さえておきたいポイントを紹介します。

行くなら、どっち?迷う街「京都」。行くならどっち?

本願寺に参拝するなら
「東本願寺」と「西本願寺」
どっち?

京都には、東西ふたつの本願寺があります。どちらも京都駅から近く、参拝しやすい場所に建っています。

なぜ東と西に分かれたのか?簡単にまとめると、豊臣秀吉の意向を受けて建立されたのが西本願寺で、徳川家康の後押しで建てられたのが東本願寺となります。僕の主観ではありますが、世界文化遺産に登録されている西本願寺へ参拝することをオススメします。

もちろん登録されていなくても魅力のある神社はたくさんありますが、ひとつの目安になりますよね。

西本願寺は京都駅の西北方向にあり、鳥丸中央口から15分ほど歩けば境内に足を踏み入れることができます。

見どころは、京都市の天然記念物に指定されている逆さイチョウや、2015年に修繕を終えたばかりの御影堂です。巨大な木造建築の御影堂から、廊下を渡って阿弥陀堂へと向かう際には、床にはめ込まれた埋め木に注目してください。よく見ると富士山や茄子などに細工されており、大工の遊び心が点在しています。

訪れるならば、事前に飛雲閣や書院などに申し込んでおくのがベストです。

【結論】
本願寺に行くなら「西本願寺」が正解

庭園を愉しむなら
「龍安寺」と「平安神宮」
どっち?

日本で象徴的な禅寺の庭園といえば、龍安寺の石庭が挙げられます。創建は宝徳二年(1450年)という歴史あるお寺。応仁の乱で焼失したものの、数十年と経たずに再建され、その際に作庭されたそうです。

龍安寺の石庭(方丈庭園)は、南北が10m、東西が25mの長方形で、白砂が敷き詰められた空間に15個の石が置かれています。こうした枯山水庭園(水を使わない庭のこと)には、多くの謎が秘められており、それゆえにいつまでも見飽きないと言われています。

水をふんだんに使い四季折々で表情を変えるのが、池泉回遊式庭園。平安神宮の神苑はその代表と言えるものです。こちらは、社殿を囲むようにして、東西南北4つの庭が存在。広さは1万坪にも及ぶそうです。広大な池の周りには花が咲き、水面に映る…。いつ訪れても心を安らげてくれる場所なのです。

どちらを選ぶかは心の有り様で変わります。その時の気分で訪れてみてください。

【結論】
何も考えたくないなら「平安神宮」、思索にふけりたいなら「龍安寺」

街中を散策するなら
「京都御苑」と「鴨川堤」
どっち?

京都には、心穏やかに散歩ができるコースが2箇所あります。

そのひとつである京都御苑は、広々とした御苑の中を縦横無尽に歩くことができ、縦横だけでなく、ショートカットも可能。たとえば、烏丸丸太町から寺町今出川辺りを目的地とした場合、緑豊かな御苑内を散策しながら、斜め歩きすることで、かなりの距離を短縮できます。御苑内は幾つもの細道があり、変化に富んだ道筋を歩く楽しさがあります。単純に地点移動をするだけではなく、周遊できるのが魅力のコースです。

縦移動専門ではありますが、利便性の高さは鴨川堤に軍配が上がります。上賀茂神社から下鴨神社へ移動する際は、市バスに乗らず歩きながら移動するのがオススメ。渋滞がない上に、東山の峰々を眺めながらの移動は快適かつスムーズです。なにより無料。良いことしかありません。

【結論】
散策を愉しむなら「京都御苑」

迷う街「京都」。行くならどっち?『京都に行く前に知っておくと得する50の知識』著:柏井 壽(ワニブックス)

たくさんの人気観光スポットで賑わう古き良き京都。選択肢が多く、行き先や食事に迷ってしまう旅行者も多いはず。そんなさまざまなお悩みを、生粋の京都人にして、京都を舞台にした小説・エッセイ、さらにはテレビ番組や雑誌の監修と多数務めている京都の達人が「○○するならどっち?」の形式でスッキリ解決!彼がまとめたガイドブックを手に京都を旅をすれば、100倍楽しめること間違いなし。

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