女子大生ロボット・クリエイターが描く夢とは

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女子大生ロボット・クリエイターが描く夢とは
J-WAVEでは3月20日(月・祝)に特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MIZUHO presents TOKYO NEW LIFE」(ナビゲーター:グローバー)をオンエアしました。 16時台は、女子大生ロボット・クリエイターの近藤那央さんのお話をお届けしました!

近藤さんは、高校在学中に制作したロボットがコンテストで優勝して一躍脚光を浴びました。そのときの仲間と理想のロボットを追求し続けています。

現在、ロボットを制作する「TRYBOTS(トライボッツ)」の代表を務める近藤さん。興味のある分野は、人とロボットの関係だそうです。生き物も好きで「私の新しい生き物を使って、将来の小学生が『生き物図鑑』と一緒に『ロボット図鑑』を見てほしいな、って思ってます」と話します。

そもそも、近藤さんがロボットに興味を持ったのは、愛知万博のときにアンドロイドや「wakamaru」を見たり、小学3年生の頃に第二世代の「アイボ」を、その後に第三世代の「アイボ」を迎えたことだそうで、高校在学中に友達と水中ロボットを作りたいという話になったそうです。

「どうせなら可愛いロボットを作りたいと、すみだ水族館に見に行ったんです。ペンギンが泳いでいる姿を見て、ドキドキしてしまって…ペンギンのロボットを作ろうと思ったんです」(近藤さん、以下同)

その後、開発に成功。当初は10分ほどしかもたなかったものの、耐久性を上げて、1カ月半も泳がせることに成功させました。現在「TRYBOTS」のメンバーは5人です。今までは自己満足で活動していたものの、最近はそうはいかなくなったそう。

「仕事として、お金をいただくようになってからは、明確な締め切りができて、自分たちがアマチュアだとしてもプロ意識を持ってやらないといけなくて、失敗もしてきたけど、考えるようになりました」

さらに近藤さんは、生き物が呼吸をしているときのように表面がわずかに動く、という研究・開発をしているそうです。「ロボットは、人間に対して何もやっていないときは静止状態で待っているけど、動物はシャットダウンすることがないし、休止中もないし、いつでもどこかが動いているんです。そういう風な呼吸表現ができれば、もっと臨場感が出ると思うんです」と話します。

近藤さんの説明にグローバーも「これはアイデアですね!」と感心していました。「もっと勉強したい」という近藤さん。今は、触り心地がやわらかい「ソフトロボット」に興味があるということなので、今後のご活躍が楽しみですね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:特別番組「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL MIZUHO presents TOKYO NEW LIFE」
放送日時:3月20日(月・祝)9時−17時55分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/20170320/

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