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THE 夏の魔物、初の東名阪ツアー完走!未公開ライヴ写真公開 7/12にWWWワンマンも大決定―OTOTOYライヴレポ

THE 夏の魔物、初の東名阪ツアー完走!未公開ライヴ写真公開 7/12にWWWワンマンも大決定―OTOTOYライヴレポ

THE 夏の魔物がワンマン・ライヴ〈THE 夏の魔物TOUR FINAL 6 人体制 初ワンマン シン・マモノ BAND GIG〉を3月18日(土)新宿 MARZで行い、バンド、観客一体となる盛り上がりでツアー・ファイナルを締めくくった。

この日が初お目見えとなるTHE 夏の魔物公式ペンライトがフロアを埋め尽くす中、SEにザ・ハイロウズ「Too Late To Die」が流れ、シン・マモノ BANDがステージに登場。メンバーはギターに町田昌弘(100s)、ベースに大塚Kenny謙一郎(曽我部恵一BAND)、ドラムは佐藤栄太郎(indigo la End)、そしてキーボードにハジメタルという4人編成だ。おもむろにハジメタルがピアノで静かに哀愁漂う旋律を弾きだすと、ゆっくりと成田大致がセンターに歩を進め、静かに歌い出したのは「爆裂レボリューション」。“こんばんはTHE 夏の魔物です!”との第一声から、一斉に激しいバンド・サウンドが奏でられライヴがスタートした。

衣装はこの日初披露となる「戦闘スタイル」で、成田、大内雷電、アントーニオ本多の男性トリオは揃いのライダーズに右腕がイメージ・カラーとなったもの、泉茉里、鏡るびい、麻宮みずほは揃いのセーラー服姿にそれぞれのカラーのリボンを纏っている。全体的に黒を基調とした引き締まったイメージが、メンバーの気合を物語っている。センターに女性陣が勢ぞろいすると、成田がメンバーの名を叫び、オープニングにして会場の沸点は頂点に達したかのような盛り上がりぶり。佐藤とケニーのリズム隊が叩き出す太いビートが中心にどっしりと据えられたサウンドが圧倒的な音圧で観客に迫り、それを押し返すように魔物チルドレンがペンライトを振りつつ声援を上げている。他のライヴではなかなか見ることのできない光景だ。

「リングの魔物」では成田単独のボーカルの見せ場にハジメタルがゴシック調の音色を重ねて緊張感を演出。バンドの生音で聴く「リングの魔物」は完全にTHE 夏の魔物の曲として新しい生命を吹き込まれているようだ。バンドの強烈なビートに押し出されるように6人はモニターに足をかけて観客を煽る。艶やかさ華やかさをかなぐり捨てたかのようなパフォーマンスは破壊的ですらある。まるで60年代のビート・グループが何組も同時に演奏しているかのような印象を受けた。とくに「バイバイトレイン」「SUNSET HEART ATTACK」と続く流れは迫力満点。バンドのパワフルな音にも負けない声で歌い上げる2トップ、成田と泉茉里のボーカルも力強さを増している。

“今日来てくれた魔物チルドレンのみなさん、愛してます。”

マイクを取った成田がMCでそう叫ぶと、「over the hill」ではみずほの歌声が響き渡り、会場中がシンガロング。るびいがドラムの佐藤に合図を送って曲を締めると、すかさず「僕と君のロックンロール」へと突入、THE 夏の魔物結成後に生まれたアンセムが続く。ギターの町田が間奏で前に出てギター・ソロを弾くと、パワー・コードに合わせて茉里が熱いソロ歌唱を聴かせた。茉里は「東京妄想フォーエバーヤング」でも高音パートを見事に歌い上げるなど、バンドを引っ張る頼もしい歌声を披露した。ラップパートをみずほが担当しているところも聴きどころだ。

これまで以上にパワーポップ色を強くしている感のある「恋の天国はケモマモハート」は、生音のロックと華やかなダンスが融合したパフォーマンスで、打ち込み期と生バンド結成をつなぐグラデーションのような役割を果たしている曲といえる。続いて歌われたのは、ワンダフルボーイズのセルフ・カバーも話題の「ダーリン no cry!!!」。まっすぐ前を見据えて包み込むような旋律を熱唱した成田は、歌い終わると満足げに客席に向かって微笑んでいた。本編ラストは「どきめきライブ・ラリ」。明るくストレートなようでいて奇抜な展開を見せるアレンジを淀みない演奏で聴かせる百戦錬磨のプレイヤーたち、成田と茉里のツインボーカル、ガールズ3人によるハーモニー、大内&アントンの掛け合いからのハグと、見せ場の多い曲の中でも圧巻だったのが茉里のセンターに立ってのソロ・パート。エモーショナル爆発のシャウトでエースの存在感を存分に見せつけた。

観客たちの「魔物!ボンバイエ!」コールに応えて流れ出したovertureに乗せてメンバーがステージにあがると、みずほが曲名をコールして「サマーロマンサー」でアンコールへ。茉里、るびい、みずほがセンターで肩を組んで新生・魔物ガールズをアピールしてみせた。ここで告知があり、6月から7月にかけて再び東名阪ワンマン・ツアーを開催、ツアー・ファイナルの東京公演は初の渋谷WWWワンマン・ライヴとなることが発表された。最後は再び「僕と君のロックンロール」で会場一体となる大合唱となった。

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