ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
ワンダーウーマン

ポール・マッカートニー公演もふたたび決定、全米ビルボード・チャート史に刻まれた“伝説の武道館ライブ”

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
ポール・マッカートニー公演もふたたび決定、全米ビルボード・チャート史に刻まれた“伝説の武道館ライブ”

 ポール、こんなに早く戻ってきてくれるなんて!と、ふたたび日本中が歓喜と興奮の声に包まれた、ポール・マッカートニーによる約2年ぶりの来日ツアー【ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017】。4月27日、29日、30日の三日間にわたっておこなわれる東京ドーム公演のほか、前回に続き日本武道館での公演(4月25日)が追加発表された。

 1966年、ビートルズの来日からはじまった“ロックの聖地”としての武道館の歴史。以降、これまでに数々の国内外ミュージシャンが特別な思いでそのステージに立ち、伝説的ライブを繰り広げ、歴史を築き上げてきた。ここでは名盤としてロック史、そして全米ビルボード・チャート史に刻まれた海外アーティストによる“伝説の武道館ライブ”を改めておさらいしたい。

 まずは歴史的ライブ盤と名高いディープ・パープルの『ライヴ・イン・ジャパン』(1972年)。イギリスを代表するハードロック・バンドとして人気実力ともに絶頂期を迎えていたディープ・パープルの初来日ツアーとなる1972年8月の日本武道館公演と大阪フェスティバル・ホール公演の模様を収めた同作。熱狂のステージでは「ハイウェイ・スター」や「スモーク・オン・ザ・ウォーター」含む、当時のライブ定番曲が披露され、当初は日本独自盤としてリリースされたものの、そのパフォーマンスはもちろん録音クオリティの高さから『メイド・イン・ジャパン』として全世界で発売。彼らの母国イギリスはもちろん、全米ビルボード・チャートでもバンド史上最高位となる6位を記録している。

 『メイド・イン・ジャパン』の世界的ヒットきっかけに、日本でのライブ録音のクオリティの高さが証明され、日本録音盤の制作、国内ヒットを経て世界発売へ、というひとつの流れが作られた。そのなかでもっとも成功を収めたのが、チープ・トリックが1978年4月に日本武道館でおこなった初来日公演の模様を収録したライブ盤『チープ・トリックat武道館』。当時はアメリカよりも日本での人気が高かったチープ・トリックだが、同年10月に日本で先行発売されたこのライブ・アルバムが輸入盤として話題に。翌年2月には全米リリースされ、バンド史上最高位となる全米ビルボード4位のヒットを記録し、バンドは“逆輸入”的ストーリーのもと全米ブレイクを果たすことになった。

 また、同じく1978年に日本武道館でおこなわれたのが、ボブ・ディランの記念すべき初来日公演である。この模様を収録したライブ盤『武道館』は、2日間わたっておこなわれた武道館公演で披露された「ミスター・タンブリンマン」「ライク・ア・ローリング・ストーン」「風に吹かれて」などのベスト・テイクにより構成されている。こちらも当初は日本独自盤としてリリースされたものの、のちに全世界でリリース、全米ビルボード13位のヒットを記録している。

 チープ・トリックとディランの作品は、いずれも海外盤タイトルに「Japan」ではなく「Budokan」の名が記されており、ロックの聖地として日本武道館の名を世界中の音楽ファンに知らしめた作品でもある。

 そして最後の1枚は、1980年にリリースされたエリック・クラプトンのライブ盤『ジャスト・ワン・ナイト~エリック・クラプトン・ライヴ・アット武道館』。1974年の初来日公演以来、ほとんどの来日ツアーにおいて日本武道館公演をおこなっているクラプトンだが、同作は4度目の来日となる1979年12月の日本武道館公演の模様を収録。翌年4月にリリースされ、全米ビルボード2位、イギリスでも3位を記録した大ヒット・ライブ盤となっている。これまでにクラプトンがおこなった日本武道館での公演はなんと91回。当然、海外アーティストとしては断トツで歴代最多の数字である。ツアー引退宣言後となる昨年も来日公演を実現してくれただけに、日本のファンとしてはぜひ、積み上げたその記録を三ケタまで更新してくれることを願うばかりである。text by A.Tada

関連記事リンク(外部サイト)

大回顧展終了まで3週間、90年代ファッション業界の風雲児アレキサンダー・マックイーンがデヴィッド・ボウイに纏わせたユニオンジャック
ポール・マッカートニー&ジョン・レノン、最古となる1958年の映像発見
ディープ・パープル、“ロックの殿堂”就任式にリッチー欠席の理由とは!?

Billboard JAPANの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。