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都市ガス自由化 そもそも都市ガスとLPガスの違いは?

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 この4月から都市ガスが自由化し、都市ガスの小売業者を消費者が選択することができるようになる。ここで今一度確認しておきたいのが「都市ガス」とは何か、ということだ。

 ガスには主に、都市ガスとプロパンガス(LPガス)があり、後者はすでに自由化済み。この4月から自由化されるのは都市ガスだ。もともと都市ガスはLPガスより料金が安いが、地下に埋められた“導管”が行き届く地域にしか供給できないのが特徴。

「都市ガスは、使用エリアが限られているため、自由化当初は、恩恵を被る人は少ないかも。しかし今後、導管綱が整備され、使えるエリアが拡大。そうすれば、さらにサービスも向上すると思います」(ファイナンシャルプランナー・高山一恵さん)

 では、都市ガスとLPガスの違いを説明しよう。

【原料】
・都市ガス→メタンが主成分の液化天然ガス(LNG)。
・LPガス→プロパン・ブタンが主成分の液化石油ガス(LPG)。

【性質】
・都市ガス
→無色無臭だが、ガス漏れ時に気がつくよう臭いが付けてある。空気より軽く、-162℃まで冷やすと液体になり、体積が600分の1になる。
・LPガス
→無色無臭だが、ガス漏れ時に気がつくよう臭いが付けてある。空気より重く、-42℃まで冷やすと液体になり、体積が250分の1になる。

【ガス会社】
・都市ガス
→各地域で共有している都市ガス事業者と供給契約を交わす。都市ガス事業者は全国に200以上ある。
・LPガス
→各地域にあるいくつかのLPガス事業者の中から契約する会社を選ぶ。LPガス事業者は全国に2万社以上ある。

【供給方法】
・都市ガス→道路の下のガス導管を通じて供給される。
・LPガス→LPガスが入ったボンベを事業者が配送する。

【自由化】
・都市ガス→2017年4月から。
・LPガス→すでに自由化している。

【特徴】
・都市ガス
→LPガスより火力はやや弱いが、料金が割安。震災後の復旧に数週間から数か月かかり、ガス導管が通じている場所にしか供給されない。
・LPガス
→都市ガスより火力が強いが、料金はやや高い。震災後の復旧が早く、どんな場所にも設置できる。

※女性セブン2017年3月30日・4月6日号

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