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冨田ラボ、米西海岸発の「AOR」サウンドを解説!

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冨田ラボ、米西海岸発の「AOR」サウンドを解説!
J-WAVEで放送中の番組「American Airlines MUSIC FLIGHT」(ナビゲーター:サッシャ)。3月18日(土)の放送では、1970年代から80年代にかけて、西海岸から発信された「AOR」サウンドと西海岸のレコーディング・カルチャーを、音楽家、冨田ラボこと冨田恵一さんに伺いました。

冨田さんがまず、1976年前後にデビッド・フォスターがプロデュースした、ザ・キーン・ブラザーズの作品を例に「この時期に様式美ができあがっている」と指摘する「AOR」。日本では「Adult Oriented Rock」(大人が鑑賞にたえうる音楽)の略称といわれていますが、アメリカでは「A」を「Album」にして「アルバム全部で作品として楽しめる」、もしくは「Audio」にして「オーディオ的に優れている」という意味として認識されているのだとか。

そして“聴き方”として「誰がアレンジ、プロデュースしたかというのを重要視して聴くと結構おもしろい」と2人のプロデューサーを例に出します。

1人目は、先にも登場したデビッド・フォスター。カナダ出身で、彼の持つ、アメリカのポップスを若干俯瞰で見ている視点がおもしろい作品を生み出しているのだとか。2人目のジェイ・グレイドンは、ジャズ畑にいたわけではないらしいのですが、ジャズイディオムを上手に使いながら、ジャズ愛を俯瞰で見て作品に反映しているとのこと。

AORの全盛期は、1978年から80年代前半にかけて。しかし、冨田さんは1984年までを“リアルタイムのAOR”とくくり、現在までその流れは続いていると言います。

2017年現在、そんなAORの影響を強く受けたサウンドとして、サンダーキャットの最新アルバム「DRUNK」に収録されている「Show You The Way」を例に挙げました。この曲では、AORを代表するマイケル・マクドナルドとケニー・ロギンスを起用。ブレインフィーダー、JAZZフィールドなどで知られるサンダーキャットですが、メロウでポップな現代ジャズのモードっぽさよりも、コード、和声の進行で曲を作り、ポップスに近く、曲の流れはAORでビートの深さは現代的なのだとか。

「ビートは時代そのものを写すもの。だから現代的なビートの作り方を踏襲しつつ、その上に何を乗せるかということで個性を発揮できる」と冨田さん。サンダーキャット同様、LA出身のフライングロータスを例に西海岸のレコーディング・カルチャーは現在にも継承されている、と語っていました。

「今後の音楽」については「地域性が聞き取れるものを新鮮だと感じるようになり、地域性もまとった音楽が多く聴かれるようになるような気がします」と予想する冨田さん。これからも「音楽がどこから来たのか?」で、より音楽の理解が深められる、そんな音楽の聴き方が楽しめそうです!

なお、番組サイトではこの日のプレイリストを掲載。ぜひチェックして曲も聴きながら楽しんでみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「American Airlines MUSIC FLIGHT」
放送日時:毎週土曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/musicflight/

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