LiLiCoも感心、美しく奥深い江戸切子の世界

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LiLiCoも感心、美しく奥深い江戸切子の世界
J-WAVEで放送中の「ALL GOOD FRIDAY」(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉友)のワンコーナー「NN Seimei WORK INSIDE」。3月17日(金)のオンエアは、稲葉が日本の伝統ガラス工芸である「江戸切子」の、職人さんへ弟子入りしてきました。

江戸切子はグラスや皿などのガラスの表面に、昔から伝わる菊の花や矢の形などの文様を彫った伝統工芸品です。今回、稲葉が弟子入りしたのは、江戸切子職人の三代目、山田硝子加工所の山田真照さんです。親子代々、カットの技やデザインの光り輝く美しさを受け継ぎ、現在もさまざまな作品を作り出しています。

一口に「江戸切子」といっても、描く文様やカットの深さによって呼び方が違うそうです。山田さんのお話によると「ガラスの削り方によって文様が違ってきます。基本的には直線の幾何学模様で成り立っています。昔から代表的なデザインはいくつかあります。七宝(しっぽう)は、おめでたい文様といわれていて、魚子(ななこ)は魚の卵に見えるから、そう呼ばれています」とのこと。伝統的で代表的な文様は14種類。これを、いかに自分なりのアレンジをして組み合わせるか、それこそが職人のセンスやバランス感覚の見せ所だそうです。

LiLiCoも「組み合わせるには、職人のセンスだよね」と感心していました。

そんな江戸切子の美しさの秘密は、ガラスにもあるそうです。透明なガラスと色の付いたガラスの二重構造になったものをカットすることで、立体的な文様に仕上がるとか。

そこで稲葉もグラインダーという機械でガラス皿に文様を入れる作業に挑戦しました。すると、ガラスを削るのは楽しいものの、予想以上に手間がかかることにビックリ。稲葉のお手製の江戸切子を見たLiLiCoは、「悪くない! シンプルだから”新人感”がすごいけど、それがいいの。上手!」と褒めていました(笑)。ガラスを削る作業は、ワークショップで体験できるそうです。ワークショップがきっかけで、他の江戸切子職人に弟子入りした人もいたとか。

山田さんは、実は三代目として江戸切子を受け継ごうとは思っていなかったそう。幼い頃から工場でガラスを触ることはあったものの、学生時代に何となくアルバイトとして手伝いをスタートしたことがきっかけで受け継ごうという気持ちになってきたそうです。

「受け継がれてきた伝統がなくなるのは寂しいので、守っていかないといけません。といっても、ただ守るだけではいけないので、グラス以外にもデザイナーさんとコラボしたアクセサリーやコースターなど、幅広くものづくりをやっています」と山田さん。ちなみに、山田さんの息子さんは現在中学生ですが、江戸切子職人として後を継ぎたいと言っているそうです!

稲葉が取材している様子は、番組サイトで公開していますので、ぜひ、チェックしてみてください。次回(24日)は足袋のお店に弟子入りします。お楽しみに!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ALL GOOD FRIDAY」
放送日時:毎週金曜 11時30分−16時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/

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