【口を書けばわかる?】筆跡診断士・芳田マサヒロに聞いた、感謝の気持ちを伝えられる筆跡とは

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もうすぐ春ですね。「恋をしてみませんか~♪」とは言いませんが…。感謝の気持ちを伝えたくなる季節になりました。学生なら進級や卒業を間近に控え、友人や先生に「ありがとう」。社会人なら異動や転勤にともない同僚や先輩・上司に「ありがとう」。

 


伝わる手書きの練習帖 2016年03月24日発売号
Fujisan.co.jpより

 

この時期は1年のなかでもっとも「ありがとう」の言葉が飛び交う時期です。ただし、お世話になった人、喜びや苦労を分かち合った友に「ありがとう」と思いはあっても、なかなか面と向かって言葉にはしづらいもの。

 

そこで今回は、いざという時にこのたった一言が言えずに後悔することがないよう、「人に感謝の気持ちを伝えられるようになる筆跡」をご紹介します。

 

まずは「口(くち)」という字を書いてみてください。

 

貴方の書いた文字の左上の線と線が接するところが、ピタッと隙間なく閉じている方へ…ここを少し開いて、文字の外と中を風通し良くしてみてください。

 

ここは他人を「受け入れ」「思いやる」とされるところ。「感謝」に通じる心の窓でもあります。かたくなな心の窓を少しだけ開けてあげると、かしこまらずに感謝の思いを相手に伝えられるでしょう。

 

次に、ポストカードにあなたの住所を書いてみてください。

 

伝えたいことをなかなか伝えられない人は、住所の書き出し部分が郵便番号の枠から少し離れているかもしれません。郵便番号枠との間隔が上に詰まっているほど「積極的」で「思い立ったら即行動」、間隔が空いているほど「慎重」で「臆病」な傾向を意味します。上に詰めて書く練習をすればおのずと「積極性」がアップ、感謝の思いを気後れせず伝えられるようになります。

 

同じ伝えるのであればうわべだけの感謝ではなく、気持ちのこもった感謝を伝えたいもの。あなたの文字に線と線がつながっているところはありますか?

 

一画一画が途切れた楷書的な書き方だと、情にうとくドライであっさりした印象が強くなります。線と線とがつながる行書的な書き方(連綿型)が身につくと、感受性が強く情に敏感になり、相手を思いやる心が養われますよ。

 

 

筆で文字をつづるように、線と線とを軽いタッチでつなげば、感謝の思いを深く伝えられるようになるでしょう。

 

文字はあなたの心の鏡。感謝の気持ちを伝えられる筆跡特徴を身につければ、人に対して「ありがたい」と思える感謝の念がおのずと養われ、自分から気持ちを込めて「ありがとう」と伝えられるようになるでしょう。

 

芳田マサヒロ

筆跡診断士として、多くのメディアで活躍中。『なりたい自分になる!筆跡の魔法』(飛鳥新社)の著者。2月27日(月)より、(Yahoo! Japanライフマガジン)「雄飛・なめ子の噂の開運ツアー」が配信されます。

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