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通勤時間を「3分」にしたことで、僕が感じた6つのこと

神奈川トヨタ自動車の現場メカニックとして入社後、そこで挙げた成果をもとに「カイゼン」関連の執筆・講演活動を展開し、WEBマーケティング事業を推進する会社を設立するなど活躍されている原マサヒコさん。

そんな原さんがコワーキングスペースを契約し通勤時間を3分にしたことで起きた、自身の変化についてお話しいただきます。f:id:k_kushida:20170313165834j:plain

会社員時代、片道50分の通勤で会社に通っており、独立した後も電車と徒歩で50分かかる都内のシェアオフィスに通っていました。しかし、数か月前に自宅から徒歩3分の場所に新しいシェアオフィスがオープンしたので、オフィスを鞍替えしてみました。

いわゆる「職住近接」ですね。1ヶ月ほど通勤してみて感じたメリット・デメリットについて、書かせていただきます。

職住近接をしたことによる「メリット」

1.時間を有効活用できる

一番のメリットは、やはり通勤時間の分だけ時間が有効活用できるようになったということでしょう。片道50分ほど掛かっていた通勤が3分になったわけですから往復で90分以上も浮くことになりました。

90分もあれば、二度寝することもできますし、子供と公園に遊びに行くこともできますし、趣味に使ってもいい。僕はそのまま仕事時間に使いましたが、趣味や家族関係に時間を割けるようになれば、生活も充実して人生の満足度が上がっていくことにもなると思います。

また、「90分増える」という単純計算だけではありませんでした。携帯を忘れてしまったら、従来であれば「携帯を忘れたので今日は連絡が取れません」とか「連絡は他の手段でお願いします」などといってなにかと不便になっていましたが、忘れ物をしてもすぐに取りに帰れますので、不便な状況が減りました。

他にも、洗濯物を干していたのに雨が降ってきてしまい、もう一度洗濯をしなければならない、ということも防げるようになりました。雲行きが怪しくなってきたら一回家に帰ればいいのです。

このように、「家と会社が遠いために起きていた時間のロスを防ぐことができる」というメリットもあったのです。

まだ経験はありませんが、子供の具合が悪くなったらすぐに病院に駆けつけることができるでしょうし、万が一震災が起きてもすぐ家族の元に駆けつけられるでしょう。そういった、「精神面での安定が得られる」というメリットもあるように思いました。

2.ストレスが軽減する

電車の中はとにかくストレスの宝庫です。ウトウトしながら寄りかかってくる人、立っているとバッグを背中にグイグイ当ててくる人、音楽がシャカシャカうるさい人、足を大きく広げて座る人、完全に酔っ払っている人、いろんな人がいます。

あるイギリスの心理学者がこんな研究結果を発表してメディアを騒がせたことがありました。

「通勤ラッシュ時の満員電車に乗った際のストレスは、臨戦態勢に入った戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも高く、ジェットコースターが落下する寸前の2倍以上と試算される」

戦闘機のパイロットが臨戦態勢に入った時よりもストレスが高いだなんて目を疑いますが、なんにせよストレスが高いのは間違いありません。そしてストレスは病気のもとですし、人生がつまらなくなりますし、何もいいことがありません。

そのストレスの根本を断つ「電車通勤をやめる」という行為は、自身の健康維持にも大いに繋がるのではないか、と感じました。

3.無駄に脳みそを消費しないで済む

前述した通り、電車には色々な人が乗っていますので、それを避けるために乗る位置を変えてみたり、身体の位置をずらしたり、とにかく対応に追われます。

僕が「他人のことなど一切気にしない」という図太い神経の持ち主であれば良かったのですが、割と細かいことも気にしてしまう気質なので、いろんなことが気になってしょうがないのです。今まで、オフィスに着くころには肉体面だけでなく脳みそも何だか疲れ果てていました。

ところで、ご存知の方も多いと思いますが、アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックにジーンズというスタイルを貫いていました。また、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグも、日々お決まりのグレーのTシャツや、黒のパーカー、ジーンズを身にまとっています。

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