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今までありがとう!最終回はサンキューソングで

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選曲のエキスパート“ミュージックソムリエ”があなたに贈る、日常のワンシーンでふと聴きたくなるあんな曲やこんな曲。120回の長きにわたってご愛読いただいた当コラムも、このたびこうして無事に最終回を迎えることができました! これまでたくさんの応援メッセージや共有シェアをいただき、本当にありがとうございます。
“3月9日はサンキューの日”、これまでの感謝を込めて、とっておきの選曲をお届けします。
「THANK YOU」 (okmusic UP's)

「THANK YOU」/福原美穂
●今までも、そしてこれからも、心から「サンキュー」

「ありがとう」って、その一言にいくらでも気持ちを込められる凄い言葉ですよね。自分を支えてくれる人たち――ファン、家族、友達、スタッフ――。福原美穂さんは、この曲で伝えたいたくさんのサンキューがあって、歌詞に合うメロディを決めるのにとても苦労したそうです。

今年の2月、彼女は200余名のオーケストラ、ゴスペルクワイアと一緒に、5000人のオーディエンスにこの曲を届けました。圧倒的な声と音の塊となって響いた、一人ひとりの「サンキュー」。大切な人と繋いでくれた音楽への、心からの「サンキュー」もたくさん詰まっています。

(選曲・文/藤原学)
https://www.youtube.com/watch?v=d-V79VQGZqE&sns=em

「Thank You」/BARCLAY JAMES HARVEST
●あなたにも、あなたにもサンキュー

ファンキーなギターリフがかっこいいロックンロール・ナンバー。「僕はミート・パイの為にジャネットに感謝、ジョージはヤンキースが試合をドローに持ち込んでくれたことに感謝」などなど、ユーモアを交えて日常生活での感謝を報告する歌詞は、聴いているとほのぼのとした気持ちになります。

演奏しているのはイギリスのグループ、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト。アルバム『Baby James Harvest』(1972年)に収録されています。「宴もたけなわ」な、おめでたい席でも活躍しそうな、明るい大団円を演出するサンキューソングです。

(選曲・文/ジェシー芝池)

「Time To Say Goodbye」/Francesco Sartori
●音楽を愛する心はいつもあなたと一緒に!

元はイタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリのために書かれた曲で、原題は伊語で「Con Te Partirò」、一緒に旅立とう、という意味です。 イギリスのソプラノ歌手、サラ・ブライトマンがボチェッリと共演した際、歌詞の一部を「Time To Say Goodbye」と訳して発表したものが、全世界で1200万枚を売り上げるヒットとなったことから、原題よりも、こちらのほうが有名になってしまいました。

タイトルからは別れの曲という印象を受けやすいのですが、歌詞をたどると、”愛するあなたといつも一緒に”、という誓いの言葉が、美しいイタリア語で歌われています。

(選曲・文/堀川将史)
https://www.youtube.com/watch?v=DVbOxh7tQCc

「We wish you well」/WHITESNAKE
●ロックショウの終わりを告げるファンお馴染みの名曲

ハードロック界を代表するヴォーカリスト、デヴィッド・カヴァデール率いるWHITESNAKE。1970年代から2010年代の現在に至るまで第一線で活躍し続ける彼らが、ライヴ終了のBGMとして必ず使用するのがこの「We Wish You Well」というバラード。1979年のアルバム『LOVE HUNTER』のラストに収録されています。

「困難の時にあっても、君の心が強くありますように。また逢う日まで……」

わずか1分30秒ほどの短い曲ながら、ファンとの束の間の別れ、そして再会の誓いを表現するにはこれ以上ない曲だと言えます。また逢う日まで……。

(選曲・文/伊藤威明)

「Thank U」/Alanis Morissette
●裸の心で身の廻りのあらゆるすべてに感謝します

恐怖、幻滅、儚さ、脆さ、そして静寂……それらすべてに「ありがとう」と言ってのける彼女の歌詞には、ある種の覚悟を感じます。一糸まとわぬ姿で歌うMVの中にも、その潔さが現れています。

便利さを追い求めた結果、多くの物や情報に溢れた生活の中、感謝しつつも余分は思い切って削ぎ落とす。そしてはじめて見えてくる物事の本質を大切に、裸の心で新天地に飛び込んでみよう!そんな気持ちを後押ししてくれるかもしれません。

(選曲・文/高原千紘)
https://youtu.be/OOgpT5rEKIU

「You Rise Me Up」/Secret Garden
●いつも支えてくれている人に「ありがとう」と伝えたくなる一曲

Secret Gardenという、ノルウェー出身の作曲家ラルフ・ラヴランドとアイルランド出身のヴァイオリニスト、フィンヌーラ・シェリーの二人による「You Raise Me Up」。今日では世界中のミュージシャンがカバーし、日本では荒川静香さんがトリノオリンピックのエキシビションで使ったことでも有名です。

どこか懐かしい音色のヴァイオリンから始まり、柔らかいサウンドと優しい歌声が続きます。聴いているだけでまるで魔法のように、大切な人を思い出し、その人と過ごした日々の記憶や感謝の気持ちで胸が一杯になることでしょう。ぜひ多くの方に聴いていただきたい音楽です。

(選曲・文/下森也実)

歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より「ありがとう、愛する友よ」/Maria Callas
●読んでくださった皆様に、最高の感謝をお届けします

『シチリア島の夕べの祈り』はヴェルディ作曲の歌劇です。恋人のアリーゴと結婚することになった公女エレナは、祝宴の席で少女たちから花束を捧げられ、感謝の気持ちを歌います。スペインの舞曲である、四分の三拍子のボレロのリズムがとても印象的な曲です。歌唱は、20世紀最高の歌姫と称されるマリア・カラス。装飾的な音符が散りばめられた曲を、大きなスケールで叙情的に表現します。

(選曲・文/山本陽子)

「THANX」/WANIMA
●大声で歌う「ありがとう」は、なんて心地良いのだろう

数多く存在する「ありがとう」ソングの中でも、ひときわエネルギッシュな一曲をご紹介します。熊本出身3人組パンクバンド・WANIMA(ワニマ)の歌う『THANX』は、誰もが歌える、いや、歌いたくなる「ありがとう」ソングです。初めのサビからリスナーをつかんで離さないメロディ、青春時代を思い出させてくれる素直な歌詞。目一杯楽しんで演奏する3人とともに大声で歌えば、圧倒的な解放感が待っています。

2016年のROCK IN JAPAN FESTIVALでは、急きょメインステージに抜擢された彼ら。1曲目にこの「THANX」を披露し、6万人の大合唱を導きました。それでは皆さんもご唱和ください、「♪あ~りがとうを込めて歌った~!」

(選曲・文/小林圭)
https://youtu.be/lBFI99Y14mc

「明日も」/SHISHAMO
●ラストは感謝とともに、今自分が一番オススメしたい楽曲で

今回紹介するのは、最新アルバム『SHISHAMO 4』に収録されている「明日も」。ドコモのCMでサビだけは耳にした人も多いかと思いますが、ぜひフルコーラスを聴いていただきたいです。何のために生きるか、また何が生きるためのヒントを教えてくれるか。日々の悩みは尽きなくても、週末に会いに行くヒーローのように明日も頑張る。歌詞だけでなく、メロディや演奏・PVに至るまでスケールの大きさを感じさせる名曲になっています。

このコラム連載は今回で終わりますが、明日からも日常は続き、「ふと聞きたくなる曲」にも終わりはありません。多くの名曲を生み出すアーティストやその関係者にも、この場を借りて感謝いたします。

(選曲・文/カーシー)
https://www.youtube.com/watch?v=zhCtzmDWsN0

【〆のご挨拶】
さて、お気に召した選曲はございましたでしょうか。

ぜひこれを機にCDやレコードなどの音源でも、楽曲をお楽しみいただければ幸いです。

これまでの『こんな時に聴きたい曲』全120回は、引き続きこちら(http://okmusic.jp/column/sommelier)からご覧いただけます。懐かしい過去記事についても、ぜひお楽しみください。

ミュージックソムリエ協会としての新たな情報のご提供については、現在OKmusic様と協議中です。

長きにわたるご愛読に感謝申し上げますとともに、ずっと支えていただいたOKmusic編集&サイト制作担当の皆様にも、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

それでは、またお目にかかれる機会を楽しみに。

Thank you♪

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