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1レッスン3分。プログラミングができたら、女子の選択肢が広がる #国際女性デー

「タラレバ」は、過去を憂うだけではなく希望を表す言葉でもある。

もし、プログラミングができたら――。

もし、エンジニアになれたら――。

きっと仕事の選択肢は広がるし、在宅で仕事ができるかもしれないし、そうしたら満員電車に乗らなくて済むかもしれないし、もっと自分のやりたいことに時間が使えるようになるかもしれない。

そんな明るい未来の「タラレバ」を妄想させてくれたのが、Appleが3月8日の国際女性デーにちなんで開催したイベント「いつでも誰でも学べるアプリケーション開発:女性もプログラミングを!」。

今年のベストApp10選に選ばれたアプリを開発

お話をしてくれたのは、Manabelle(マナベル)を立ち上げた小林コトミさん。

Manabelleは、iPhoneで誰でも無理なくスキマ時間にプログラミングが学べるアプリケーション「codebelle(コードブル)」を開発した会社です。 「codebelle」は、App StoreのBest of 2016「今年のベストApp10選」にも選ばれています。

子育て中の就職活動。50社くらいは落とされた

20170308_apple02.jpg小林さんは、働く女性であり、4歳のお子さんがいる母親。もともとは、ITエンジニアで、会社員として働いていました。そもそも仕事は大好きで長時間労働でも苦にならないタイプだったそう。

その後、結婚を機に退職。これまでの働きかたを考え直すようになりました。

「きっと、これから自分は子どもを産んだりするよなぁ。そうなったら、仕事だけの人生じゃなくて、仕事以外にもしあわせを見つけたいなぁ。って考えるようになりました。とはいえ、仕事は楽しいから何かしたいし…」

と、考える日々。出産を経て、子どもが1歳になったときに、大好きな仕事をまたはじめよう! と決意します。

「住んでいる場所が、横浜・湘南エリアなので、そのエリアで仕事を探し始めました。子どもがいるので、通勤時間は30分以内、土日はきちんと休める、時間通りに終わる仕事をと、事務職を希望して。

でも、東京のように大企業が密集していない場所は、競争率は高いし、同じような境遇の女性がたくさんいる。ぜんぜんうまくいきませんでしたね」

結果は、思うように出ず、50社くらいの事務職を受けて、すべて落とされたそう。

「履歴書の写真の剥がしかたが、すごい上手になりましたね。もったいないので、写真を使いまわしてました(笑)」

自分のスキルをアピールしたら、一発で採用が決定

20170308_apple01.jpg出産後の復職がこんなにもハードルが高いなんて予想もしていなかった小林さんは、思い切って自分のセールポイントを履歴書へ書いて、スキルをアピールすることに。そうすると、なんと1社目であっけなく採用が決まりました。

「アピールしたのは、『ホームページの更新ができます』と『WEBサイトの制作ができます』とか『プログラミングができます』のように、これまで自分がしてきたことを書きました。そしたら、一発で採用が決まってしまって」

簿記の資格を持っていたけれど、事務職としてはぜんぜん就職が決まらなかった小林さん。ITの技術をアピールしたとたんに就職が決まって、「プログラミングってニーズがあるんだ!」ということに気がつきました。

スキルを身につけることってやっぱり大切

新たに働き始めた会社で出会ったのが、これから仕事をはじめたいという主婦や、東京ではなく地元で働きたいと願う女性たちでした。

「仕事をしたい、という女性たちに会って感じたのが、スキルを身につけることってやっぱり大切ということでした。私が復職を希望していたエリアは、女性の就職の激戦区だったけれど、自分のスキルをアピールしたら就職が決まった。

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