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「デキちゃった婚」が有効!? ”老後リア充”になる方法とは

「ニッセイ基礎研究所」主任研究員の中嶋邦夫氏

 少子高齢化によって、存続が危ぶまれている日本の公的年金システム。いま支払っている年金保険料は、将来、自分の手元に返ってくるのだろうか。2012年1月23日に放送されたニコ生AERA『2040年、若者は年金をもらえるのか?』では、ニコ生視聴者に対して公的年金システムに関するアンケート調査を行い、その結果に基づいて番組に出演した有識者らが問題点を検証した。

 また番組では、視聴者から「老後も”リア充”になるためには、年金以外にどのような準備をすれば良いか」との質問も寄せられ、『AERA』編集部・記者の山下努氏は、結婚や育児などライフプランを前倒しにし、かつ「地道に働く」ことを勧めた。

■「公的年金」はなぜ必要か

 そもそも、公的年金制度(国民年金、厚生年金、共済年金など)がなぜ必要なのか。20歳以上60歳未満の国民に対して、なぜ「強制加入」が義務付けられているか。こういった疑問について、ニッセイ基礎研究所・主任研究員の中嶋邦夫氏は、年金を市場に任せた場合に保険料の高騰によって資金運用が行き詰まる「市場の失敗」と、老後に向けた個人貯蓄の難しさ「個人の失敗」との2つの不安要因があることを挙げ、双方のリスクを社会保障がカバーするという意味で、年金の運用は国家によるサポートが必要であると説明した。その上で、

「やはり、(年金の運用に関して)政府の失敗もあるわけなので、有権者の人たちが、公的年金制度をチェックしていくということが必要だ」

と述べ、現在の年金制度の状況やその在り方について、国民が引き続き関心を持って注視していくことが不可欠であると促した。

 また、視聴者から「公的年金の支給額より生活保護の受給額が多くなるのではないか」とのコメントが寄せられたことを受け、中嶋氏は「一部では、国民年金・基礎年金よりも、生活保護受給額が高い地域もある」としながらも、

「一方で、生活保護の受給者は資産チェック(貯金額等の制限)があり、自分らしく生活するという意味では、やはり年金(制度を利用する)というのが重要ではないかと思う」

と付け加えた。

■”老後リア充”になるためには

『AERA』編集部の山下努氏

 番組では、視聴者から「老後も”リア充”になるためには、年金以外にどのような準備をすれば良いか」という質問も寄せられた。

 年金問題を長年にわたって取材してきた『AERA』編集部・記者の山下氏は、「晩婚化など、人生のライフスタイルが後にずれることによって、(住宅ローンや教育費などの支払いが遅くまで残ってしまい)老後が危機になるため、思い切って(人生を)前倒しする」と返答。さらに、

「『できちゃった婚のススメ』みたいなことをよく言うが、25歳ぐらいで子供を作れば、45歳くらいで(子供が)仕上がってしまう。したがって、60歳まで、あるいは定年するまでに、子供や住宅などを仕上げてしまって、60歳以降もちゃんと働く。しかも2人(共働き)で働く。キリギリスではないが、とにかく地道に働くしかない」

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