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『ザ・マッカランダブルカスク12年』ただでさえロールスロイスなのにW樽でさらに高級化した究極スコッチ

上質なウイスキー/スコッチを語る上で決して外せない”シングルモルトのロールスロイス”ことザ・マッカランから、カスク(樽)をダブルに使用した『ザ・マッカランダブルカスク12年』が登場。もうおいしい予感しかしないので、飲んでみる!

迂闊に炭酸で割ったりするとバチが当たりそうな芳醇な香りにうっとり。ストレートで味わうのがおすすめ

海外ドラマなどでも、センスの良い成功者の飲む酒として性格描写に用いられたりもする”マッカランの12年”。18世紀から英国ハイランド地方で政府登録蒸溜所として君臨、”シングルモルトのロースロイス”の異名をとる高級ウイスキーの決定版だ。


その特徴は自ら蒸留所で製造した樽をシェリー酒業者に無償で貸し出し、戻ってきたそのシェリー樽で熟成するというややこしい手順をわざわざとって生まれたシェリー酒由来の甘みとスパイシーなフルーティーさの共存。

 

アルコールに弱い日本人体質には少々厳しいが、ストレートで味わいたくなる独特の芳香は、うっとりするほどの良い香り。正直ハイボールなどで飲んではバチが当たりそうなレベルの高級酒だ。


このレベルのウイスキーになると、実はウイスキーが苦手という人の常識を覆す味となる。手頃な価格帯のウイスキーだと、くせとして捉えられがちな野蛮なスモーキー臭、舌にピリッとくる尖ったアルコール感、甘みの少なさなどが全て解消されているからだ。なのでウイスキーが本当に嫌いかどうか判断する前に、”マッカランの12年”は試してみるべき存在なのだ。

 

そして今回登場したのは、そうしたシェリー樽熟成を2種類にすることで、さらに深みと味わいを増したサントリー『ザ・マッカランダブルカスク12年』(700ml・希望小売価格 税抜7,000円・2017年3月7日発売)。カスクとはウイスキーを熟成する樽のこと。ヨーロピアンオークとアメリカンオークの2種類の樽を掛け合わせることで、さらに複雑な味わいを生み出したというわけだ。

とろりとした糖蜜のような甘みの奥にスパイシーなフルーツ感を秘めた、複雑なうまさはウイスキーが苦手という人にこそ試してもらいたい


香りはバニラカスタードと一口で言ってしまうのは惜しい複雑なフルーティーさを持つ。そして口当たりはまろやか。安価なウイスキーによくある尖ったアルコール感はストレートで飲んだとしてもほとんどない。ただ舌のところどころでピリッ、ピリッとしたスパイシーなアルコールが感じられる。


そして広がる甘み。まさに芳醇。広がるスパイシーフルーツの味わいは、酔い心地とともにじんわりと体全体にしみていく。ストレートの次におすすめなのはロック。氷で冷やされることでスパイシーさが際立つ、この飲み方も捨て難い。くれぐれも溶けやすい小さい氷やクラッシュアイスなどは使わないこと。


その先はお好み次第でソーダなどで割っても美味しいが、正直オーバースペックでもったいない。チビリチビリと舐めるように味わっても深い味わいが感じられるので、高価なようでいてそうでもないということを書いておこう。正直繊細な味わいに満ち満ちているので、ツマミさえもいらないくらいだ。

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