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【4月来日】アメリカン・ロックの最高峰、ドゥービー・ブラザーズの全米ビルボードチャート・ヒストリーを紹介

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【4月来日】アメリカン・ロックの最高峰、ドゥービー・ブラザーズの全米ビルボードチャート・ヒストリーを紹介

 2017年4月、ドゥービー・ブラザーズが21年ぶりの日本武道館公演をふくむ全4公演のジャパン・ツアーを行う。

 ドゥービー・ブラザーズの来日は2009年、デレク・トラックス・バンドとのカップリング・ツアー以来約8年ぶり。近年はオリジナル・メンバーのトム・ジョンストンとパット・シモンズ、1979年にジェフ・バクスターの後任としてバンドに加入したジョン・マクフィーのトリプル・ギター+サポート・メンバーを迎えてコンサートをおこなっているが、初期の骨太なロック・ナンバーはもちろん、マイケル・マクドナルドがボーカルを務めていた、いわゆる“AOR期”のヒット曲も披露している。ファン待望の単独来日を祝し、彼らの全米ビルボードチャート・ヒストリーをあらためてここに紹介したい。

 ドゥービー・ブラザーズがはじめてヒットチャート上位に頭角をあらわしたのはデビュー翌年となる1972年。セカンド・アルバム『トゥールーズ・ストリート』からのシングル・カット「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」だった。ワイルドなギター・サウンドと美しいハーモニーが爽快な同曲が全米11位のヒット記録。続いて『キャプテン・アンド・ミー』(1973年)からは「ロング・トレイン・ランニン」が全米8位と初のTOP10入り。同曲は当時、日本で流行していたサーファーディスコで大量にプレイされ、ロック好きのみならず多くの若者の心をつかむヒット曲となった。

 そして、1974年リリースの『ドゥービー天国』から、「ブラック・ウォーター」で、ドゥービーズは初の全米ビルボードNo.1を獲得する。これまでのヒットシングルのソングライティングがトム・ジョンストンによるものだったのに対し、同曲はパット・シモンズが手がけたナンバーとなっている。シングルのNo.1とあわせてアルバム『ドゥービー天国』も初のアルバムチャートTOP5入りを果たし、デビューからわずか3年あまりでアメリカを代表するロック・バンドへと成長を遂げた。

 デビュー以降、毎年精力的に新作をリリースし続けていたドゥービーズだったが、「ブラック・ウォーター」に次ぐ全米ビルボードNo.1ソングの輩出は、それから約3年後、バンドのサウンドを支えてきたトム・ジョンストンに代わり、マイケル・マクドナルドがバンドに加入した後のことだった。1978年、マイケル・マクドナルドがケニー・ロギンスとともに制作した「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」。同曲はケニー・ロギンスのアルバムに最初に収録され、のちにドゥービーズもこれをレコーディングし、シングル・リリースにいたった。悲願の全米首位を手にした「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」とともに、同曲収録アルバム『ミニット・バイ・ミニット』も全米ビルボードNo.1を獲得し、グラミー賞にも輝いている。マイケル・マクドナルド加入によるバンドの音楽性の転換については、当時ファンの間でもおおいに物議を醸したが、結果的にそれがバンドにとって2度目の黄金期を迎えることになった。その後、バンドは一時解散するも再結成、メンバーチェンジ、メンバーの死などを乗り越えながら現在までバンドの名を守りつづけている。

 2014年には現メンバーでの集大成的な位置づけとなるセルフ・カバー・アルバム『サウスバウンド』をリリース。マイケル・マクドナルドをふくむ豪華ゲスト陣とともにバンドの歴史を築いてきた名曲の“現在進行形”を見事に表現してみせた。上に挙げたヒット曲ももちろん収録されており、同作はバンドにとって久々のチャート上位入りとなる16位を記録している。4月に予定されている来日公演も当然、彼らのキャリアを網羅・凝縮したものになることが予想される。40年以上にわたりアメリカン・ロックの最高峰であり続ける彼らが贈る“ザ・グレイテスト・ヒッツ”は往年のファンのみならず、全世代、全音楽ファン必見必聴のステージとなるだろう。Text:A.Tada 

◎公演情報
金沢公演:2017年4月24日(月) 本多の森ホール
東京公演:2017年4月26日(水) 日本武道館
名古屋公演:2017年4月27日(木) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
大阪公演:2017年4月28日(金) グランキューブ大阪

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