体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

朝食を抜くと体調が良くなる!? 「1日3食」という固定概念を覆す『医者いらずの「クスリごはん」』

120126breakfast01.jpg

この季節、美味しい物が沢山あり、色々食べて体も少しお疲れ気味では?  
体重も気になるし、お疲れで免疫力も弱まって風邪でも引いたら大変…と、体調管理に普段以上気を使う季節になってきました。
そこで、イシハラクリニック院長・石原結實医学博士が提唱する『医者いらずの「クスリごはん」』(PHP研究所)。
決して特別な食事方法ではなく、昔から伝わる食べ物の効能や、食事の原点に戻り、健康な体調を維持する方法について書いてあります。
まず、驚いたのは、

一食抜けば病気が防げる。(中略)睡眠時間の少ない現代人の生活パターンを考えると、最も効率がよいのは朝食を抜くスタイル

 
そもそも、なぜ食事は1日3食なのか? と聞かれたら「規則正しく食事をすることが、体内のリズムを保ち、肥満を防ぐ役割をする、つまり朝食は1日の始まりで脳の働きや新陳代謝を高めるために必要だから」と答えるのでは?
この1日3食という習慣は、江戸時代中期以降より、食糧や治安の安定などによって普及したそう。つまり「規則正しい食事習慣」と言うより、「食糧の入手が容易になったこと」が理由の1つになっているようです。
それに伴い、貴族など地位の高い身分の人達が、生活習慣病にかかる傾向が多くなったことも見受けられます。これは、食が豊富になっていることを意味しています。
現代においては、1日3食どころか過食と言わざる得ないほど、食が豊富で、今日の生活習慣病の増加や体調の不良も、その豊かさから起きている、と言っても過言ではないでしょう。
市原博士が提唱する「朝食を抜くスタイル」の理由は、

「寝起きは胃腸も十分に目覚めていない状態で、まだ、消化され切っていない食べ物が胃腸に残っている」

食べ物が消化されて大腸まで行き着くには、15時間~20時間を要します。睡眠時間が短い現代人のライフスタイルでは、夕食から朝食までの時間は、ちょうど夕食が消化されている時間と言うことになります。 つまりその間、胃腸は休む事なく消化活動を行なっている訳で、この状態で朝食を摂ることは、内臓に負担をかける事になるとのこと。
一般的に朝食と言うと、ご飯にお味噌汁や、パンにタマゴ料理など、固形物の食べ物を想像すると思います。しかし博士は、できるだけ消化吸収の良い、にんじん・りんごジュースなどに糖分を加えた飲み物を提唱しています。
つまり、朝食を摂ることが悪いのではなく、朝食に何を摂るか? がポイントというわけです。
風邪気味ならば、生姜紅茶のような体を温める飲み物を摂るなど、食べ物が持つ効能を生かした摂取の仕方も、体調を管理をするのに役に立つかもしれません。
食生活のバランスを取ることで、夜は、何を食べてもOK! もちろんお酒もOK! です。ただし、食べ過ぎないことが一番大切です。体調を維持するのには、胃腸にも休息をあげることが重要かもしれませんね。
食生活の見直しを実行することは簡単ではありませんが、「朝食を飲み物に変える」という手近なところから始めてみるのは、いかがでしょうか?
PHP研究所
(大澤まり)


(マイスピ)記事関連リンク
医食同源で体の内側からポカポカになる! iPhoneアプリ『冷え性薬膳レシピ』が大活躍
神が警告したかったこと[ヘルスピ・ロックンロール]
生活習慣を改善して「キレやすさ」や「無気力」などを引き起こす低血糖症から脱却する方法

グリッティの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。