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特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い
2017年3月1日(水)に放送された日本テレビ系列「世界仰天ニュース」にて、「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」といった病気が取り上げられておりました。(参考)

お子さんに多いといわれる疾患ですが、日本ではあまり浸透されていないようです。

そこで今回は「場面緘黙症」の概要や症状、一般的なあがり症などとの比較、治療方法などを医師に解説していただきました。

目次

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)とは

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い
会話する能力はあるのに、特定の場面でのみ話すことができなくなる現象で、通常は子ども、もしくは小児期に発症する病気です。

場面緘黙症の原因

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い
全ての場面緘黙症に共通する単一の原因はありませんが、場面緘黙症の子どもの90%以上が社会不安を持っているとされ、会話やコミュニケーションに恐怖感を持っているとされています。

不適切な発言や言い間違いで強く叱られた、自分の発言で困った状況になった、ということがきっかけになることもあるようです。

また、家庭での虐待や家庭内の問題が隠れていることもありますので、精神科では、小児の不安障害の一つとして分類されています。

場面緘黙症の症状

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い
通常は家庭内など安心していられる環境では話すが、学校や幼稚園では話そうとせず、集団での活動や遊びに参加したがらず、身振り手振りでのコミュニケーションにはある程度応じるということが多いです。

一言も話さないということもあれば、特定の先生や友達には話すという場合もあり、ささやき声でなら話すということもあります。

知能や学習成績は正常なことが多いとされており、学習障害や言語機能の遅れ、発達障害が見られることもありますが、脳機能の問題で会話内容が理解できない場合は場面緘黙症に含まれません。

場面緘黙症と似た症状との比較

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い

人見知り 、あがり症

症状は似ていますが、場面緘黙症のほうが程度が強く、期間も長く続き、慣れることで会話が可能になるということが少ないとされています。

場面緘黙症を発症する子どもは幼児期から強い人見知りを示すことが多いとされています。

コミュニケーション障害

吃音(どもり)などが含まれますが、 場面緘黙症では家庭や信頼している人の前では普通に話すことができる点で異なります。

社交不安障害、対人恐怖症

社会不安障害、対人恐怖症と場面緘黙症はオーバーラップするところが多いです。

場面緘黙症を発症しやすいタイプ

特定の状況だと話せない“場面緘黙症” 人見知りやコミュ障との違い

年齢

2~5歳での発症が多いとされています。

性別

女児のほうが多いと言われています。

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