体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

夫婦で「お金」のこと、きちんと考えてますか?

「働く女性の成功、成長、幸せのサポート」という理念のもと、キャリア支援やコンサルティング、現在では結婚コンサルタントなど、幅広い領域で活躍されている川崎貴子さん(川崎さん執筆の過去記事はこちら)。そんな川崎さんが、「“共働き夫婦”に立ちはだかるさまざまなお悩み」に、優しくも厳しくお答えするこのコーナー。第2回目の今回は、旦那さんからのお悩み相談。「お小遣い」に関するお悩みです。f:id:k_kushida:20170228181941j:plain

<今回の相談内容>

我が家は共働きなのですが、「お小遣い制」を導入しています。月4万円で、ボーナスは全額貯金、1円ももらえません。マイホームも購入し、子どもも生まれて、何かと出費が多くなるのは理解しているのですが、ボーナスまで全額召し上げられてしまうのは、勘弁してもらいたい気がします…。せっかく頑張って評価が上がっても、昇給しても、私が使えるのは月4万だけ、固定です。これでは仕事へのやる気もなんだか上がらないです…。これってわがままなんでしょうか?

(33歳・結婚5年目・子ども1人:2歳)

日本では長い間、「共働き」と言えば夫の収入がメインで妻はパートというパターンが殆どでしたが、昨今、妻もがっつり稼いで家計の片翼を担う夫婦が増えてまいりました。ダブルインカムになるので当然収入は増えますし、片方の失業や疾病のリスクにも対応が可能になるので、終身雇用も年功序列も保証されない現代において、「稼ぎは両輪で」の共働き夫婦はこれからもどんどんメジャーな結婚形態となってゆく事でしょう。

ところが、今が過渡期だからか否か。皆仲良く「働く夫と専業、兼業主婦の夫婦」だった頃には見られなかった揉め事たちが、「家事問題」「育児問題」「稼ぐ嫁VS専業姑問題」「家計問題」として表れ、戦場と化している家庭が多いのも事実。

歴史が変わる時、常に血を流さなければならないのは人間の宿命なのでしょうか?

さて、質問者さんへの回答ですが、私からは、

「妻にちゃんと言え。」

です。

いや、言ったのかもしれませんよ。「これってわがままなんでしょうか?」と問われているので、妻に鼻で笑われて取り合ってもらえなかった可能性もあります。ただ、

「プレゼンが甘い。」

と、言わざるを得ません。

文面から、相談者さんは現在の家計やお金にまつわる将来設計をちゃんと把握していない匂いがプンプンするのは私の気のせいでしょうか?「娘が小学校入学までに〇〇円貯める」とか、ボーナスまで全部貯蓄される理由は諸々あると思うのですが、相談者さんの質問には、奥さんに「数値を持って交渉した形跡」が見当たりません。しっかりしている方(妻)に権限を委譲したのは正解であったと思いますが丸投げが過ぎます。とかくお金に関して言えば「不透明」であることが夫婦間に致命的な不信感を植え付けたり致しますので、これを機に夫婦で話し合い、家のローンや子供の教育費、老後の貯蓄も視野に入れて、いつまでにいくらを貯めればいいのかを話し合う必要があるように思います。

共働き夫婦の家計管理パターン

共働き夫婦の家計管理のパターンとして、

【1】同じ財布にお互いに決めた額を入れて使う派

【2】どちらかに給与を集めて管理する権限移譲派

【3】例えば「家賃は夫で食費は妻」などの支出担当派

【4】例えば「夫の給与で生活し、妻の給与は貯蓄」などの分業派

の4つが最大派閥ではないでしょうか?

質問者さんは【2】ですが、我が家は【3】になります。

プロの話を聞く

1 2次のページ
リクナビNEXTジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。