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天下一品・第2の聖地!?「先斗町 味がさね」には世界でここだけの「こってりちゃんこ鍋」がある【京都】

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天下一品は、もはや生活の一部です。こんにちは。メシ通レポーターのナガオヨウコです。

天下一品といえば、全国にファンが多数存在する「こってりラーメン」。鶏と野菜でこ〜〜〜ってりに仕上げたスープがとってもおいしいんですよねー。『メシ通』読者のみなさんの中にも「大好き!」というマニアレベルの方がいらっしゃると思います。

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▲中華そば。※通称、こってりラーメン(画像は他の店舗で提供されていたものです)

冒頭で「私にとって天下一品は生活の一部」と述べました。

が、私にとって天下一品は日常に溶け込んでいるため、わざわざ声高に「好きです!」と言うことはありません。

数日前から気合い入れてそわそわしながら食べに行くラーメン店もありますが、天下一品は思い立った時にふらりと(でもちゃんと狙って)行くお店。例えるなら、コンビニでちょっといいプリンを買う、というくらいのテンションなのですよ。

天下一品に出会ったのは、福岡県の高校を卒業して京都の大学に進学したころ。とんこつ文化で育った私にとって、しっかり濃いこってりスープは〝肌に合う〟感じでした。大学卒業後に住んでいた東京でも、大好きなラーメンといえばやはり天下一品。新宿歌舞伎町と渋谷のお店に通っていました。

京都に移り住んだ現在、週に1度はこってりラーメンを食べています。仕事の合間に時間があれば、近くの天下一品を探して訪ねます。

「こってりがないと、生きていられない!」と言うほど、こってり中毒でもないんですけどね。

……と、ここまで書いて気づきました。

私、ひょっとして、

天下一品のこってりラーメンが……好き??

先ほどのエピソードの「天下一品」「こってりラーメン」を「彼氏」に換えつつ、つづってみましょう。

彼に出会ったのは、福岡県の高校を卒業して京都の大学に進学したころ。とんこつ文化で育った私にとって、彼のしっかり濃いこってりキャラは〝肌に合う〟感じでした。

大学卒業後に住んでいた東京でも、大好きな人といえばやはり彼。

京都に移り住んだ現在、週に1度は彼氏と会っています。仕事の合間に時間があれば、彼を探して訪ねます。

「彼氏がいないと、生きていられない!」と言うほど恋愛中毒でもないんですけどね。

……あ!!

私、やっぱり天下一品のこってりラーメンが大好きなんだ!

そんな私ですが、ノーチェックだったお店があります。それは「天下一品 先斗町 味がさね」。天下一品は2017年2月現在、全国&ハワイに244もの店舗があります。しかし、「こってりスープを使ったちゃんこ鍋」が食べられる唯一のお店が、今回ご紹介する、京都「天下一品 先斗町 味がさね」なのです。

花街・先斗町にある

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舞妓さんや芸妓さんの姿もしばしば見かける花街・先斗町(ぽんとちょう)。歌舞練場という舞台や、舞妓さんや芸妓さんが所属する事務所的存在のお茶屋さんもあり、京都らしいはんなりした雰囲気の路地です。「ただ散策に来た」という観光客も多いですね。

先斗町には、日本料理やフレンチなど高級なお店が多いのですが、最近はカジュアルなお店も増えています。

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そんな京都らしい場所にあるのが「天下一品 先斗町 味がさね」。一見「本当にここ、天下一品のお店か?」と思ってしまうでしょうが……

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のれんや提灯をよーく見ると(写真では見えづらいですが)、確かに「天下一品」と書いてあります。

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築約170年、元お茶屋さんの建物。玄関には、舞妓さんや芸妓さんが訪れた証である、うちわなどが多数飾られています。

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中を見せていただきましょう。1階は、鴨川が眺められるカウンター席。

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5〜9月は、鴨川に向かってせり出した「川床(かわゆか)」になります。川床のシーズン中、床席では会席料理をいただけます。

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2階のお座敷。

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広間や廊下には、なんだか高そうな骨董が飾られています。この屏風、絵じゃないんですよ。貝細工なんですよ。

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これらは全部、天下一品・木村社長の個人コレクション。ここは木村社長が「川床でくつろぐのが夢だった」というお店でして、ご自身のコレクションを展示されているのだそう。社長もしばしばお店に足を運んでいるそうですよ!

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建物の中心には坪庭が。ああ、しつらえの一つ一つが素敵です。

ものすごおおーくお高そうなお店ですが、まあ、まあ、ご安心を。中華そば単品だけの注文もできます。ただし、付きだし(500円)が付くなどで、ちょっと割高になります。

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ご案内いただいたのは、2階の個室。このほかにも、落ち着いた雰囲気の個室がいくつもあります。さすが、元お茶屋さんの建物。

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料理長の松本和也さんにお話しをお聞きしました。元々は中華料理出身だそうです。5年前に「こってりスープのちゃんこ鍋」を考案されました。

祇園店と、滋賀県にある「スパリゾート雄琴 あがりゃんせ」では「こってり鍋」をお出ししています。

また、「天下一品 先斗町 味がさね」では、ここのみで食べられる「こってりちゃんこ鍋」を提供しています。

自信作ですし、本当においしいんですよ。

ちゃんこ鍋をご希望とのことですが、せっかくなので会席コースはいかがですか? 和×中華×「こってりスープのちゃんこ鍋」という、天下一品トリプルコラボをお楽しみください。

天下一品スピンオフ

こってりちゃんこ鍋会席(4,500円)、レポート行きますよーー。

※前日までに要予約(2名よりオーダー可能)

※5〜9月は「鴨川納涼床」で会席料理コースがあるため、ちゃんこ鍋は提供されていません

※「こってりちゃんこ鍋」の単品は、2人前で3,000円。中華麺は+350円

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まずは前菜盛り合わせ。日によって内容は異なりますが、この日は胡麻豆腐・クラゲの酢の物・あんきも・蒸し鶏・タラの南蛮漬け。

ほんのり中華な前菜って、珍しいですよね。ひとつひとつがウマ過ぎますので、味に集中するあまりつい無言に……。

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大学生のアルバイトスタッフくんが一品ずつ運んでくれました。彼の大好きな一品は「生麩(なまふ)の田楽」だそうです。

生麩は京都で有名な食材ですが、京都人は日常的に生麩を食べません。その大きな理由は、近所のスーパーマーケットに売られていないから。京都人が生麩を食べるとき、それはここみたいな〝ちょっといい料理屋さん〟に来たとき。いいなあ、生麩も食べてみたい。

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次に登場したのは、お造り盛り合わせ。サーモン・タイ・カンパチです。「こってりちゃんこ鍋」の前章にふさわしい、つややかさなおいしさ。

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本日のおすすめより、ブリの大豆和え 金山寺味噌掛け。大豆の粉をまぶしたブリは、むちっとした食感。ラー油の風味がきいた金山寺味噌との相性が抜群で、口の中が(口の中なのに)「ふくよかです! 最高です!!」と言ってます。

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揚げ物盛り合わせ。海老と生ハムのクリームチーズ春巻き、奥に見えるのが小芋のぶぶあられ揚げ。

京都では「ぶぶ漬け」=お茶漬け。ぶぶあられとは、お茶漬けに掛けるつぶつぶのあられのことです。とにかくあられが香ばしい!

春巻きはですね、どこかで食べたことがあるような創作系なのですが、なんか違う気がする。生ハムのフレッシュさととろ〜りクリームチーズのダブル塩気のおかげか。添えられたチリソースが、味のアクセントになってくれます。

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そしてそして、待ってました! 「こってりちゃんこ鍋」の登場です!!

最初に入っているのは、シメジ・もやし・白菜・油揚げ。京都では、鍋に油揚げを入れることが多いよう。わたしも自宅で鍋をするときは、必ず油揚げを入れます。ちなみに京都では、油揚げのことを「お揚げさん」と、「さん」付けで呼びます。

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ここで、スープを飲んでみます。いつものこってりスープに、カツオと昆布の和ダシを合わせています。いつも飲んでるこってりスープのとろ〜り濃厚さは感じられるのですが、喉を「和」が通り過ぎます。普段着の彼氏が和柄のストールを巻いてて「いつものあなたがもっと素敵に見えるんだけど!」的な。

思わずぐいぐい飲んでしまいそうになりますが、シメのラーメンのためにぐっと我慢、我慢。

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唐辛子味噌を付けて食べるのもイイ。辛いながらも爽やかさを感じられます。

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鍋がぐつぐつしてきたら、肉類を投入します。お肉は、豚バラ肉、牛スジ、牛モツ、つくねの4種類。

牛スジと牛モツは、むちっ、ぷるん、という食感で、鍋料理には新鮮な存在。醤油ベースのスープでしっかりと味付けされていて、じんわり滋味深さも感じられます。いいね、いいね〜〜。

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デカつくねも、ウマいんだこれが。デカいのに主張しすぎることなく、こってり和風スープと調和する味わいなのです。

つくねをつかんでいるのは、メシ通レポーターの通称・おかん。

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ここでみなさまご注意を。火加減はとろ火で!!! ガーッと強火にしてしまうと、こってりスープが焦げてしまいます。野菜や肉からじんわりダシが出てくるのを期待しつつ、食べ進めていきます。

ああ、ウマい。生まれ変わったら天下一品になりたい。そして、牛スジやつくねをはべらせたい。

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ゆっくりぐつぐつ煮込んだスープに、シメの麺を投入です。あっ、この麺は、天下一品の中華そばの麺じゃないですか!

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いつも食べてる中華麺なんですけどね。

これ、これ、ウマあああああーーー!!!

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こんな組み合わせにしてみました。中華麺+豚バラ+油揚げ+メンマ。

いつも食べてる(飲み干してる)こってりスープに、いろんな具材の味がぐいぐいからみついていて、奥深さがハンパない。

先ほども書きましたが、この「こってりちゃんこ鍋」が食べられるのは「天下一品 先斗町 味がさね」のみ。

天下一品ファンは、左京区にある「総本店」を〝聖地〟と言っていますが、ここは天下一品・第2の聖地に認定すべき!

このコース、かなーり量が多いです。ずいずい食べ進んでも食べ飽きることがないのはさすがこってりスープ! お好みでご飯&卵セット(2人前 500円)を追加注文して、こってり雑炊にするお客さんも多いそうですよ。

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シメのデザートは、蒸しカステラと黒胡麻のココナッツプリン。最後まで、中華×和コラボ。デザートも、ここの自家製だそうです。

わたくし普段はスイーツに執着ないのですが、この2つはハマりました。、宴の終わりを優しく告げるにふさわしい優しさ。一口進むごとに、おいしさと寂しさが交差する。だって、もうすぐこの宴とはお別れなんですもの!

たとえるなら、記念日デートの終わり、彼氏と手をつなぎ、駅の改札口まで歩く道のよう……。

天下一品と出会って約20年。あなたにそんな意外な一面があるなんて知りませんでした。そして、こってりスープの懐の深さにほれ直しました。今なら言える、はっきりと……「大好き!!」。

あっ、これって恋!? それとも愛!? あなたが何と言おうとも、一生付いていきますから!!

お店情報

天下一品 先斗町 味がさね

住所:京都府京都市中京区先斗町三条下ル2丁目若松町141-4

電話番号:075-256-1777

営業時間:17:00〜23:00(LO 22:00)

定休日:月曜日(祝日・GWの場合は営業、振替休日あり)

※5〜9月のみ、川床ランチ営業あり

ウェブサイト:http://www.tenkaippin.co.jp/

www.hotpepper.jp

※金額はすべて消費税込みです。

※この記事は2017年2月の情報です。

書いた人:ナガオヨウコ

ナガオヨウコ

ライター歴22年、京都在住のフリーライター。食、手芸、子育て、京都関連の雑誌や書籍、webに執筆中。10年間続けている自然農業の畑では、20~30種の野菜やハーブ、花を栽培。 ブログ:しましま畑でつかまえて

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