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【Interview】持ち歩けるパーソナル・アシスタント・ロボット『PLEN Cube』がKickstarterに登場。製品に込めた想いを聞く

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2015年、「オープンソース」で「プリンタブル」(主要パートを3Dプリンタで出力可能)な小型の二足歩行ロボット『PLEN2』を日米のクラウドファンディングに出品し、国内外から注目を集めたPLEN Project。

新たに中国でトップクラスの生産技術をもつGoerTek inc.と合弁会社「PLENGoer Robotics」を作り、このたび同社として初の製品、パーソナル・アシスタント・ロボット『PLEN Cube』をKickstarterに出品した。

2/21に出品開始してから2日で目標金額の半分を調達しており、出だしは順調のもよう。製品内容や、「PLENGoer Robotics」設立の背景などを、同社の赤澤夏郎CEO(写真右から2人目)に聞いた。

・フェイストラッキング機能付きカメラ

Q1: 『PLEN Cube』の製品概要について教えてください。

PLEN Cubeは一辺が約 7.5cm、手のひらサイズの直方体の本体に、カメラ、ディスプレイ、スピーカー、マイクの機能が搭載された小型ロボットです。

カメラは左右に360度動くのでパノラマ撮影をすることができます。またフェイストラッキング機能を備えているので、運動時に自分の姿を撮影したい、複数人いる場に置きランダムに撮影したい、子どもの自然な表情を撮影したいなどいろいろなニーズに応えられます。

そのほか音声認識、ジェスチャー認識などの最新テクノロジーも搭載しており、声とジェスチャーで「PLEN Cube」に指示を与え、デジタル・ビデオカメラ、IoT 家電リモートコントローラー、インターネットコミュニケーターとしての機能を利用することができます。小型で軽く、バッテリーで稼働するので、外での利用にも適しています。

・持ち歩けるパーソナル・アシスタント・ロボット

Q2.:音声で指示を与えるデバイスは、Amazon EchoやGoogle Homeなどすでに先行品があります。それらとは競合するのでしょうか?

そこは良く聞かれるところですが、直接的には競合しないと考えています。私たちはずっとロボットを作ってきたので、PLEN Cubeでも「ロボットっぽい動き」であることを一番大事にしています。どちらかというとインタラクション、UXなど、Amazon EchoやGoogle Homeが持っていないところを強調したいなと。

最近は他にもサービスロボットがたくさん出てきているのでそれらは競合にはなるかもしれませんが、PLEN Cubeのように「持ち歩けるもの少ないですね。

Q3.:Kickstarterでの出品が始まりました。目標は?

目標金額では5万ドル(約560万円)です。まずはテック好きの30〜40代に届けたいですね。その後、今年の秋のリリースを目指しているんですが、来年からもう少しターゲットを広げていきたいと考えています。Makuakeにも出品予定です。こちらも500万円の資金調達を目指しています。

・自社ではロボット開発、GoerTekは量産

Q4.:中国のGoerTek inc.と合弁会社を作りました。その経緯を教えてください。

PLEN2をKickstarterに出したときいろいろと反響があり、そのなかで自社ブランドを作りたいと考えていたGoerTekから声がかかりました。

GoerTekは、iPhoneのスピーカーやPlayStation®のコントローラーなどを作っている会社で15年の実績があります。ロボット開発は私たちが、大量生産のための設計や開発はGoerTekがという風に役割を分けています。

赤澤氏いわく、「PLEN2のようなかわいい動き、動物っぽいまるで生きているような動きをこれから時間をかけて追求していくことになると思う」とのこと。

既存の音声コントロールデバイスにはない“かわいい動きをする”パーソナル・アシスタント・ロボットが今後どんな形で進化を遂げるのか。引き続き注目していきたい。(取材・文 公文紫都)

PLEN Cube

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