ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

1分前まで元気に動いていたのに! 総合病院だったからできた超・緊急帝王切開

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

私が妊娠したのは31歳。結婚5年目の事でした。

初めての妊娠に、看護師をしている私は、万が一何かあるといけないからと緊急の対応ができる総合病院での出産を決め、受診していました。

5週目から24週目まで悪阻は続きましたが、それ以外に特に異常はなく何とか仕事にも出勤でき、33週から産休に入りました。

予定日を1日過ぎた40週1日の朝、いつもなら歩くだけで痛かった恥骨痛がなくなり、本能的に今日破水するかもしれない!と感じました。

その日の18時頃、夫がお腹を触っていた所、急にお腹の痛みを感じました。そして少量の水が降りた感じもありました。

トイレに行った所、出血がポタポタっと便器につきました。おしるしだと思った私は夫に報告。私が通っていた総合病院はおしるしのみでは連絡しなくて良いとの事でした。

でも規則的にお腹が痛い気がする。間隔を測ると10分から15分間隔だった事、少量の水が降りた感じが破水なのかもわからないため病院に電話すると、とりあえず帰ってもらうかもしれないが1度診察しましょうとの事で病院に行きました。

今思えばこの判断が大正解でした。

病院で破水が確認され入院に。1回目のNSTは異常はなく、痛みはあるもののまだまだ余裕でした。

助産師さんからも早くても明日の午前中の出産でしょうと言われ、夫が家に忘れ物を取りに行った深夜1時。内診と2回目のNSTをつけました。

40分ほどつけましょうと言われ、その日、陣痛室にいたのは私だけだったので、夜勤の助産師さんが20分ほど側にいてくれました。

その時点で私の陣痛間隔は7分ほど。子宮口は4cmほどでしたが、柔らかいので開きは早いかもねなんて話をして助産師さんは去っていきました。

しかし、5分ほどでバタバタと助産師さんが顔色を変えて戻ってきました。

何事かと思っていたら深呼吸と向きを変えるように指示され、NSTの装着部分で赤ちゃんの心音を探していました。

NSTのアラームが鳴り、心拍が弱いことは私にもわかりました。

すぐに応援の助産師さんが呼ばれ、当直の先生が登場。

赤ちゃん、1分前まで動いてたのに!何が何だか分からないまま、指示されるままの動作はしましたが、身体ががくがく震えました。 関連記事:34週5日。今日は胎動が少ないな・・・と念のため受診したら、そのまま緊急帝王切開に!

エコーや、酸素などをされました。そして10分ほど赤ちゃんの心音が50まで落ちていた事、それにより低酸素状態になった事、今から緊急で帝王切開になる事、産まれても亡くなっているか、脳性麻痺をおこしている可能性がある事を説明され、すぐに夫を呼び戻す様に言われました。

その間にも着々と手術の準備がすすみました。がくがく震えている私に助産師さんが、

「お母さん、赤ちゃん頑張ってるからね!深呼吸と声かけてあげようね!」

と言ってくれました。私にもできることがあると思ったら少し安心しました。

夫が到着し、あっと言う間に手術室へ。いつも妊婦健診で診ていてくれた先生も到着していました。

状態が悪くなったのは1時30分。娘が産まれたのは2時30分。総合病院での出産を選んでいたため、あっと言う間に手術が出来た事が本当に本当に良かった事でした。

お腹を開けてみたところ、ごく一部の胎盤が剥がれ始めた所だったとの事でした。娘は無事に自分で泣く事が出来ました。一生忘れません。

麻痺もなく、何故か2,082gと小さかったため、保育器に5日入りましたが無事に退院できました。帝王切開の傷は痛みましたが3日もすればよくなりました。

お産は何があるか分からない。私は喫煙もしていないし、お酒も飲めない。妊娠高血圧症候群でもありませんでした。

とにかく私と娘が両方無事で良かった。俺、1人になる所だったと出産後に夫にぽつりと言われ、涙が止まりませんでした。

娘も2ヶ月になり、体重も平均ど真ん中です。にこにこ笑い本当に可愛いです。

出産は奇跡。本当にそう思います。 関連記事:赤ちゃんを抱いたまま涙する夫…二人目を産んだばかりの私に告げられた「癒着胎盤」

著者:うたママ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

関連記事リンク(外部サイト)

逆子だったのには理由が! 「居心地がいいならそのままで」と声をかけ続けて大正解
難産の末、緊急帝王切開に。入院中にこみ上げてきた悔しさと、医師の救いの言葉
「赤ちゃん、無事だからね。頑張って!」陣痛を耐えながらの緊急帝王切開の準備待ち

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。