定食なのに宴会気分? ガッツリ系中華ランチの決定版「中国料理ちゅん」【京都】

access_time create folderグルメ
f:id:mesitsu_la:20170207205147j:plain

人間誰しも、ガッツリ食べたい昼がある。こんにちは、京都の大盛担当・メシ通レポーターのナガオヨウコです。

今回ご紹介するのは、わたしが大・大好きなお店、京都・山科にある「中国料理 ちゅん」です。

f:id:mesitsu_la:20170207205158j:plain

場所は、山科区御陵(みささぎ)、三条通りの南側。JRまたは地下鉄の山科駅からは西へ徒歩約10分。お店の向かいは、京都薬科大学です。

「中国料理 ちゅん」の創業は1972年、つまり約45年前。先代のお店を38年前に大将が引き継ぎ、現在に至ります。「ちゅん」という名前は、中国語で中立という意味があるそうです。

f:id:mesitsu_la:20170207205141j:plain

無料駐車場は、徒歩3分の場所などに合計10台分あります。車派のみなさんにはうれしいですね。

f:id:mesitsu_la:20170207205159j:plain

駐車場は、五条別れの交差点を南に入り、1つめの角を右に曲がってすぐの場所にあります。

f:id:mesitsu_la:20170207205151j:plain

定番メニューが100種類以上、さらに日替わりのおすすめメニューが約20種。単品はすべて、昼も夜もオーダーOKです。さすがに全部食べたことはありませんが、いちいちおいしいんですよ。そしてすべて、量が多い。

個人的におすすめなのは、鶏ガラスープのとろ〜りあんがむちゃウマな天津飯と、キリッとパリッとした抜糸地瓜(イモの飴炊き、つまりは大学芋)です。

f:id:mesitsu_la:20170207205142j:plain

作業する手も話も止まらない、気さくすぎる大将、松崎武雄さん。

「久しぶりやな~、ヨーコちゃん(初対面時から下の名前で呼ばれております)! ウチのランチを紹介したいって、ええセンスしとるやんけ。ワシの愛情が詰まっとるからウマいねん、思ったまんまを書いてくれよ〜、わはははは」

「鍋とお玉に愛されて50年やで〜」とのことですが、ノリとしてはこんな感じでしょうか。

空前絶後の〜〜超絶怒濤(どとう)の中華料理人!!

中華を愛し、中華に愛された男!!

鍋、お玉、すべての食材……

中華一筋50年!!

そう、我こそは……

「中国料理 ちゅん」の料理長……!!

イエエエエエ〜〜イ!!

f:id:mesitsu_la:20170216214452j:plain

ジャスティス!

オーダーから1分で到着

そうこうしているうちに、開店の11時30分。開店と同時にお客さんが続々と訪れます。ランチ定食持ち帰り注文の電話も鳴ります。お客さんのほとんどが、日替わり定食をオーダー。わたくしも同じく、日替わり定食をお願いすることに。

ランチ時の人気は、日替わり定食(760円)と、ちゅん定食(870円)。ちゅん定食は、肉団子の甘酢・鶏の唐揚げ・エビフライ・サラダ・日替わりの小鉢2品・ライス・スープというこれまた大ボリュームで、日曜の夜以外の時間帯で食べられます!

f:id:mesitsu_la:20170207205156j:plain

ちらりと厨房を見ると、大将と料理人さんたち3名が、7口あるコンロを駆使して奮闘中。ランチの定食は、なんと、オーダーが通ってから1分でテーブルに到着。仕事、早っ。

f:id:mesitsu_la:20170207205147j:plain

▲日替わり定食(760円)※ランチ時のみ提供

この日の内容は、回鍋肉・カワハギ、ししとう、ナスビの天ぷら・マグロのお刺身・じゃこの酢の物・野沢菜・ワカメスープ。どーですか、このボリュームで760円ってむちゃくちゃお得じゃないですか?

ちなみに前の日の内容を教えてもらうと、青椒牛肉絲・マグロカツ・マグロのお刺身・オニオンスライス・白切鶏(ゆで鶏)などでした。

主役は中華メニューなのですが、和風のおかずがちょこちょこ付いているのが、なんかイイのですよ。肉も魚も野菜もドカンと食べられるという、定食なのに宴会コースのような内容なのも、幸せ度を加速させてくれます。

f:id:mesitsu_la:20170207205152j:plain

回鍋肉は厚めの豚バラと野菜が、これでもかというくらいたっぷり。こってりではなく、するりするりと食べられるんですよ。

f:id:mesitsu_la:20170207205150j:plain

ふんわり衣をまとった天ぷら。これも量が多いよ〜! ほんのり下味がついていて、醤油ナシでぱくぱくいただけちゃいます。

f:id:mesitsu_la:20170207205155j:plain

カワハギの天ぷら。一口では食べられないほどデカい。身がふわっとしていて、ああ、大好き。

f:id:mesitsu_la:20170207205153j:plain

ワカメのスープは、お店できちんと取った鶏ガラベース。鶏ガラのおいしさがストレートに感じられるのですが、たおやかな味わいなんですよ。

おかずはどれもいちいちおいしいのですが、特筆すべきは白ご飯! 知り合いの農家さんに栽培してもらっている、滋賀県・近江のコシヒカリだそうです。ツヤツヤ&ピッカピカで、白ご飯だけでも箸が進む。

f:id:mesitsu_la:20170207205154j:plain

「ヨーコちゃん! チャーハンも食べてみぃ! 」と、特別にチャーハンをお出しいただいちゃいました。

海老・カニ身・豚肉の3種類が入っててむっちゃ豪華! パラッと感があるのにしっとり感もあるという、絶妙な炒め加減。むっちり海老がアクセントになっていて、これまたウマイ。こちらのチャーハンは、単品740円でいただけますよ。

一品料理もウマい

f:id:mesitsu_la:20170207205144j:plain

▲青椒牛肉絲(1,730円)

せっかくなので、持ち帰り用に青椒牛肉絲を注文。撮影用としてお皿に盛っていただきました。写真では分かりづらいかもしれませんが、3〜4人前はあります。

f:id:mesitsu_la:20170207205143j:plain

日によって、自家製蒸しパンが付きます。

f:id:mesitsu_la:20170207205145j:plain

青椒牛肉絲は、中華中華していなくてすっきり端正な味わい。しっとり生地の蒸しパンとの相性、抜群すぎます。えへへ、残りは自宅での晩ご飯にするんだ〜。

f:id:mesitsu_la:20170207205157j:plain

12時過ぎには、ほぼ満席。1人で訪れてもテーブルに通してもらえるので、ゆったりと過ごせると思います。

f:id:mesitsu_la:20170207205148j:plain

奥にはお座敷もありますよ。昼はテレビが流れています。

一人でふらりと訪れても、友人同士でわいわい過ごしても良しの、使い勝手の良いお店。おいし〜い中華をガッツリ食べたい日に、ぜひぜひ訪れてみてくださいね!

お店情報

中国料理 ちゅん

住所:京都府京都市山科区御陵中内町38

電話番号:075-593-9204

営業時間:11:30〜14:00、17:00〜21:00

定休日:木曜日

※金額はすべて消費税込みです。

※この記事は2017年2月の情報です。

書いた人:ナガオヨウコ

ナガオヨウコ

ライター歴22年、京都在住のフリーライター。食、手芸、子育て、京都関連の雑誌や書籍、webに執筆中。10年間続けている自然農業の畑では、20~30種の野菜やハーブ、花を栽培。 ブログ:しましま畑でつかまえて

過去記事も読む

関連記事リンク(外部サイト)

お部屋探しができるカフェ! SNSでも人気なあのお店の新メニュー【京都】
抱かれてもいい! 煮干ラーメンの優しさにクラクラ……!「煮干そば 藍」【京都】
うなぎが高ければ山芋を食べればいいじゃない! 普茶料理の「もどき蒲焼」で子どもも納得するか試してみた

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 定食なのに宴会気分? ガッツリ系中華ランチの決定版「中国料理ちゅん」【京都】
access_time create folderグルメ
local_offer

メシ通

食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。

ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/

TwitterID: mesitsu

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。