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塚本晋也がスコセッシ監督に贈ったものとは?

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塚本晋也がスコセッシ監督に贈ったものとは?
J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(火曜担当ナビゲーター:堀潤)のワンコーナー「BREAKTHROUGH!」。2月21日のオンエアでは、映画監督の塚本晋也さんをお招きして、現在上映中の話題作「沈黙-サイレンス-」についてお話をお伺いしました。

「沈黙-サイレンス-」は、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」や「タクシードライバー」などで知られるマーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作著『沈黙』に惚れ込んで映像化した作品です。現在、全国340館で上映中で、約60万人の観客動員を記録していますが、劇中で塚本さんは、隠れキリシタンのモキチ役を演じています。

「僕自身は特別な宗教をもっていないので、モキチを演じるというのは難しかったんですけども、とにかく“スコセッシ教”を僕は非常に信じているので(笑)、スコセッシ教の信者として信じる気持ちを強くしたのと、未来の子供たちのことを考えると非常に不安になったりするんで、そういうことに祈りを捧げるような気持ちというのを、頭の中で考えながら演じました」(塚本さん)

そんな塚本さんが、撮影現場では苦しい場面があったそうで…

:塚本さん演じるモキチが、海の中で、波に打たれて打たれて…苦しそうなシーンでしたね。
塚本:苦しかったですね…。あそこはとにかく、プールに入ってください、決められたセリフを言ってください、って指示があるだけなんですね。もちろん「やります!」って言ってやるんですけど、波が来るとですね、なんか咳き込むんですね。人間の体の仕組み上、どうしても、水が入ってきて(笑)。咳を収めて次のセリフを言おうとするとまた次の波が来てるんで、「これはうまくセリフを言い終わるのが大変だ…」って焦りが画面に、もしかしたら出たのかもしれないですね(笑)。

また、塚本さんはこのシーンの中で、スコセッシ監督にある提案をしたそうです。

:他のインタビュー記事で読んだんですけど、塚本さんがスコセッシ監督に何か提案をされて?
塚本:そうです、原作にはモキチは最後に聖歌を歌うって書いてあったんですが、脚本をいただいた時に、その箇所がナレーションで「モキチは歌ったとさ」みたいな感じで書いてあって。実際のモキチは歌わないようになっていたんですけど、台本を読んだときにモキチの歌声が聞こえてきたというか、絶対あったほうがいいというか、物語を超えて声っていう歌っていう肉感的なことがあったほうが、昔、本当にキリスト教が栄えていたっていうのが感覚で伝わると思ったんで、「あったほうがいいですねえ」というようなお手紙を書いたら…
:あ、手紙だったんですね!?
塚本:そうです。『沈黙』の古い本を古本屋さんで見つけて、遠藤周作さんのサイン本だったんで、それを監督に送ったんですね。『沈黙』がまだできるかどうかわからないときに。その時に、その案も一緒に書いて。そしたら「いいね、そのアイデア!」という感じで。

常に俳優の意見を聞き入れ、それを作品に昇華し、ストイックに映画作りに向き合うスコセッシ監督の姿勢に、「これが僕が観てきたあのスコセッシか!」と感動したという塚本さん。さらに憧れのスコセッシ監督から、塚本作品の中で「鉄男」と「六月の蛇」が好きだと言われたそうで、「証拠として録音したかった(笑)」ほど感動したそうです(笑)。

まだまだ上映開始から1ヶ月と、始まったばかりの「沈黙-サイレンス-」。この機会に気になった方は、ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

さて、スペシャルウィークである今週の「JAM THE WORLD」では、24日(金)まで毎日、その日の“日経平均株価終値”と同額の現金をプレゼント中です! さらに22日(水)は、様々な社会問題に対して積極的に発言している芥川賞作家・平野啓一郎さんが登場。水曜ナビゲーターの安田菜津紀といったいどんな話が飛び出すのでしょうか。こちらもどうぞお楽しみに。

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【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:平日 20時−22時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

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