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ミッフィー、幻の第1版はまるで別人!?耳も顔も…

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とんがり耳、テンの目、バッテンマークの口がトレードマーク!世界中の子どもたちに愛されている「ミッフィー」。「ミッフィー」の絵本はおよそ50か国語に翻訳され、世界で8500万部以上販売されています。

 

そんなミッフィーの生みの親、オランダ人絵本作家、ディック・ブルーナさんが先日、亡くなられました。89歳でした。

 


月刊 MOE(モエ) 2016年2月号
Fujisan.co.jpより

 

そこで今回は、ミッフィー絵本やディック・ブルーナ様のエピソードをご紹介!

 

出典:http://www.miffy60-exhibition.jp/#top

 

おととし、生誕60周年ということで、日本でも様々なイベントが開催されていました。ところが、1955年当時のミッフィーのお姿は今のミッフィーとは、まるで別人でございました。実は、みなさんよくご存じのミッフィーは、1963年に出版された改訂版、つまり第2版のミッフィーのお姿。初版(第1版)のミッフィーとは、その姿形が違っていたのでございます。

 

ちなみに、「ミッフィー」の名で親しまれている「うさこちゃん」シリーズ、気になる第1作は、なんと2冊ございます。

 

ブルーナ様の絵本1作目は、1953年に出版された「りんごぼうや」。その2年後の1955年に、「ちいさなうさこちゃん」と「うさこちゃんとどうぶつえん」が同時出版されたのでございます。なので、「最初のミッフィー絵本は?」と聞かれると、この2冊になってしまうのでございます。

 

気になる初版と第2版(改訂版)の違いでございますが…まず、本の形が違っております。初版はおなじみの正方形ではなく、縦長絵本でございました。また、初版のミッフィー丸っぽく、耳や足が外に開いております。さらに、目も小さく輪郭を描く線は、今のように記号ぽさはなく、フリーハンドぽく描かれておりました。

 

ではなぜ改訂版をだしたのか!?


月刊 MOE(モエ) 2015年2月号
Fujisan.co.jpより

 

実は、改訂版の2冊を出版する際、新作(2作)を足して4冊のシリーズとして出版しました。しかし、初版時の子供が描いたようなフリーハンドのタッチ(子供が偶発的に描くような線を狙っていた)だと、今後、大人が描き続けるのは難しい…。そう思ったブルーナ様は今のような絵を記号化するというアイデアに切りかえたのではないかと言われております。

 

さらに、ミッフィーウンチクをご紹介!

 

ミッフィーに横顔はナシ、常にカメラ目線!

こちらは是非、改めて確認していただきたい!作品に登場するキャラクターの顔は、つねに正面を向いております。後姿の場合もありますが…。横顔や顔を正面以外の方向に向けたものは、ございません。これはブルーナ様の「キャラクターたちはいつも、本を読んでいるアナタのことを見ていますよ」という愛情のこもったメッセージと言われております。

 

衝撃!ミッフィーは性転換!?

ブルーナ様によると、最初のミッフィーは男のイメージだったとか。それが1970年の「うさこちゃんのたんじょうび」で花柄のドレスを着せてから、女の子になったそうです。

 

目が点で口がバッテンの理由は?

ブルーナ様いわく「子供だった僕には、うさぎの顔はそのように見えた。ミッフィーの口をバッテンに描くことは、僕にはごく自然なことなのです」と。幼年期に飼っていたウサギの思い出がミッフィーに受け継がれているようでございます。

 

文章にもこだわりが…

ブルーナ様は、文章は必ず4行にすること。そして、2行目と4行目は韻を踏むことをルールとして自分に課されておりました。そして出来上がると、子供がそばで聞いている様子をイメージしながら何度も声に出して読み検討を繰り返していたそうでございます。ちなみに、タイピングは人差し指のみのご使用だったとか。

 

是非この機会にもう一度!ミッフィー絵本を読まれてみてはいかがでしょうか。ブルーナ様とミッフィーに愛をこめて…

 

 

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