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雪の国フィンランドの送り迎えはソリで! 子どもには楽しい、母には修行の思い出

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フィンランドでのこの時期の子育てで、真っ先に思い浮かぶのはソリ。

あちらに行くまでは雪と縁遠い場所で育ったので、乗ったこともなければ、実際に見たこともなかったソリ。

フィンランドでは日々欠かせないものでした。

ふわふわの雪が降り積もっていると、ベビーカーははまって先に進みません。

あちらのベビーカーは車輪がものすごく大きいのですが、それでもかなり大変。

そんな時はソリの出番。まだおすわりがままならない赤ちゃんが座れるよう、椅子とシートベルト付きのものもあるので、小さいうちから使うことが可能です。

ちょこんと座り、前についた紐でズルズルと引っ張られている様子はとても微笑ましいものがあります。 関連記事:移動が車中心ならベビーカーはいらない?1歳半までの必須&なくてもOK育児グッズ

小さい子供の移動手段となるので、保育園の入り口や公園の入り口には、裏返して立てかけられたソリが並びます。

息子たちの保育園はちょうどなだらかな斜面にあったので、冬は園庭が格好のソリ遊び場に。乗ってきたmyソリ使用でもいいし、保育園にもたくさん揃っているので滑り放題でした。

次男が秋に生まれてすぐの冬のこと。ソリ移動の楽チンさを知っている長男は、なかなか普通には歩いてくれません。

結局、片手で無理やりベビーカーを押し、片手で3歳の長男のソリを引く、という修行のような送り迎えをしていました。

そのうち、普通のソリにふたりを乗せ、おすわりがままならない次男を長男に抱っこしてもらい、引っ張って幼稚園へ。

次男ひとりになったら、腹ばいにして乗せる(結構楽しそう)。

帰りのスーパーでお買い物をしても、一袋分くらいは余裕で一緒に乗せられます。

お迎え時に次男がお昼寝から起きなかった時には、そのままそっとソリに移し、寝かせたまま運んだことも何度もありました。

次男も成長すると自分のソリを欲しがり、ちょうど1つのソリにも収まらなくなってくる頃。

ソリを増やして2つ同時に引っ張ることになったのですが、この時が一番きつかった。

歩道には滑り止めに砂利をまくのですが、それがまきたての時はガリガリとひっかかり、ソリが進みません。

また、プラスティック製なので底が痛んですぐに穴が空き、穴から雪がどんどん入ってきてさらに滑らなくなる。重い。そしてソリを買い換えても買い換えても、すぐ穴があきます。

ある時、縦に長い二人乗り仕様を穴場のスーパーで発見。

重いのは変わりませんが、2つをコントロールしなくていい分、少し楽になりました。

次男も入園した頃には、長男が次男を乗せて引っ張ってくれることに。

ラフなひっぱり具合により、たびたび次男が道にこぼれ落ちていましたが、私はかなり楽になりました。

私にとって、ソリといって思い出すのは、大変だったシーンばかり。

雪の上を滑るソリの振動が、ピンと張った紐を介して伝わってくる感じ、砂利のガリガリという音、今でもはっきりと思い出すことができます。

でも息子たちにとって、ソリ通園はとても楽しい思い出とのこと。

ならまあいいか。頑張ったかいがあったかな。 この記事を書いた「はちたろう」さんの人気記事:雨でも全力で外遊び!完全防備の魚屋さんスタイルで楽しむフィンランド流子育て

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著者:はちたろう

年齢:42歳

子どもの年齢:9歳11ヶ月、7歳4ヶ月

2、3年住んでみようかと夫婦で引っ越したフィンランドが気に入ってしまい、子供も2人産まれて気づけば10年経過。2014年に帰国し、日本とフィンランドの子育て事情の違いを新鮮に受け止める日々。 長男は鉄ちゃん、次男の頭の中は消防士と忍者でいっぱい。方向が違いすぎて休日のお出かけ先チョイスが最近の悩みの種。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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