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インターネットは「PCがエラそう」だったから生まれた?

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インターネットは「PCがエラそう」だったから生まれた?
J-WAVEで放送中の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。2月19日(日)のオンエアでは、慶應義塾大学SFCの教授で、日本の「インターネットの父」と呼ばれている村井純さんをゲストにお迎えしました。

村井さんは1970年代からコンピューターネットワークを研究。日本のインターネットの歴史は村井さんと共に始まり動いてきたと言っても過言ではありません。ネット社会が当たり前になった今、「インターネットの父」と呼ばれる村井さんに、インターネットが生まれたきっかけや、これからの人とネットのあるべき姿など、じっくりお話をお聞きしました。

インターネットの始まりは「軍事関係」とよく言われているのですが、それはアメリカ国防省が開発したARPAnetというネットワークの技術が使われていたためで、「本当はそうじゃなくて、その技術は確かに使ったんだけど、いろんなコンピューターを繋いでるネットワークを各国でやってた人たちがいるんですよ。それを全部お互いに繋いでいこうということを80年代の終わりくらいからやり始めた」(村井さん)

お互いにネットワークを繋ぐ、という意味で「インターネット」と呼ばれるようになったそうです。インターネットは誰か一人が開発して広がっていったものではなく、80年代半ば頃、世界各国で同じような研究・開発が同時に行われていて、それが繋がってできあがったものだったのですね。そして日本においてその研究をしていたのが村井さんだったのです。

しかし、村井さんはコンピューターと出合った当初、「大嫌いだった」とおっしゃいます。

「当時のコンピューターってデカかったんですよ。デカくて高い。式をいっぱい書いておいて、並んでコンピューターに預けると、3日くらい経つと結果が出てくるんです。なので『すいません、コンピューター様、計算やってください!』『ありがとうございました!』っていう感じ。すごいいい結果が出るとひれ伏して泣いたりするみたいなのがコンピューターだったんです(笑)」(村井さん、以下同)

機械のくせにどうしてこんなにエラいんだ、というイメージがあって嫌いだったのだとか。しかし、70年代の終わりくらいにコンピューターがどんどん小さくなり、ワープロ、電卓などが登場します。

「70年代後半に僕がコンピューターをやろうと決めたきっかけは、やっぱり『コンピューターは人間のための道具で、コンピューターの周りに人間がいるんじゃなくて、真ん中に人間がいて、それを支えるコンピューターが周りにある、こうあるべきだよね』ってことを大学3年の時に書いてたんですよね」

しかし、人間の周りにコンピューターがたくさんあっても、それがバラバラだと扱いづらい。そこで人間のために働く仕組みを作ろうという発想のもと、コンピューター同士のネットワーク研究が始まったそうです。「つまり『エラそうにすんなよ!』っていうのから、『人間中心で考えようよ』っていう、これがコンピューターネットワークの研究に取り組んだきっかけなんです」と村井さん。これが後に、今や私たちの生活に欠かせないインターネットになっていくのですから、おもしろいですね。

この他、村井さんが思い描いていた当初のインターネットの目的や、初めてインターネットの接続に成功した時のことなどをお聞きしました。

次回26日(日)の放送は、岡田准一が、俳優の國村隼さんを迎えます。「ターニングポイントの『ブラック・レイン』で学んだことは何ですか?」「役は作るモノじゃないとはどういう意味ですか?」「その演技のルーツはなんですか?」など、ガチンコ&オトコの演技対談をお送りしますのでどうぞお聴き逃しなく!

【番組情報】
番組名:「GROWING REED」
放送日時:毎週日曜 24時−25時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/

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