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実家問題、あれやこれ1 父の認知症 -feles2-

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職場が家から近く、老い始めた両親と実家で暮らす中、父の認知症が始まる。父は元来猫好きだったこともあり、叔母(父の妹)宅訪問の際に猫に触れたがる→そして逃げられる。叔母宅で従姉妹たちと「うちもそろそろ猫が居てもいいのでは」と言っていた矢先、個人で保護猫活動をしている従姉妹からタイミング良く好がやってくる。子猫なのに大人しくて、サビ猫特有の手触りの良さ&抱っこがとっても気持ち良い。好はわずか1週間足らずで猫が怖かった母をあっさり陥落し、父の認知初期症状「怒りと激こう」を緩和する。「カワイイってすごい」と実感する日々を過ごして約1年余り。いきなり修羅場がやってくる。
母に肺がんが発覚し、わずか3カ月で急逝。(ちなみに母は非喫煙者)
初めて身内を送り、当時は派遣で仕事も休めず(休む→クビ→貧困確定)、父は母が亡くなったショックで認知が進み、深夜徘徊状態。さらに判断がつかなくなってしまった父は好を外に出してしまう。幸いにして好は必ず家に帰ってくる猫だが、日中は父と好が外に出ていないか、気が気じゃない状態で仕事を続け、帰ったら帰ったで、全ての世話は一気にしなければならない。深夜に激こうしたり、外に出ようとする父に、眠れない日々が続く。心身ともに休めない家に帰りたくはないが、家には好がいる。好を連れて逃げたくても、猫と一緒に受け入れてくれる宿泊施設は現実的にはない。この頃は好が私を家につなぎとめてくれていた時期。

このままでは共倒れの危機、なら全て自分が対処すると腹を括った辺りから事態は好転していく。
母が営業職だったこともあり、市役所の地域包括センターでは母を知る担当者が親身になって対応してくれ、迅速に要介護認定を申請。当時、認知症患者を受け入れてくれる病院は希少だったが、隣の市にある病院で受け入れが決定。ここで大分、認知症状が改善されたため、退院後は市内のグループホームに入居が決まり、母の四十九日までには大体の段取りを整えることができた。
そして母を送り出してから約1年、私は正社員になる。

現在の父は、要介護度が3→1へ軽減し、通常の会話はほぼ元通り。一度転居し、現在の施設の暮らしにそこそこ満足している様子。何より医療サービスが充実しており、食事、入浴の面倒も見てくれて家族としては安心できる環境。転居の際にあれやこれはあったものの、とりあえずは生活に落ち着きを取り戻す。

余談:認知症緩和のポイントは「歯」だと思います。因果関係は不明ですが、歯と脳は密接な関係があり、歯がダメだと全てが衰えていくように思います。これは人も猫も、動物なら同じことなのかもしれません。
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好も疲れました。
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外の楽しさを知る前。しっぽがおなかにぺたっとしているので、本人もびびってます。

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2017年2月現在の状況。
→felesでは猫脱走防止扉はねこ工房さんの「にゃんがーど」を採用しています。現在、数か月待ちの状態のようで、早めに注文。その出来上がりが楽しみです。

 

 著者:飯田香

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