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あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!

あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!
私たちの体には血管が張り巡らされており、その血管を生きていくために必要な血液などが日々流れていきます。

しかし、血管年齢といった言葉があるように、血管も不規則な生活を送っていると老化したり、動脈硬化を引き起こしてしまいます。

今回は医師の建部先生に血管年齢の定義、懸念される疾患、血管年齢を若返らせる方法を解説していただきました。

血管年齢の定義

あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!
血管年齢は、その文字が示す通り、血管の老化度合いの目安を表す指標です。

酸素多く含む血液が流れる動脈において、加齢とともに動脈硬化が進み柔軟性を失っていくのを統計的に集積、数値化し、個人の測定したデータとの相対評価で何歳に相当するのかを割り出しています。

動脈硬化は血管が硬くなったり、血管の内壁が狭くなったりして血流が悪化してゆく疾患なので、血管年齢が高いと実年齢以上に動脈硬化が進んでいることを表します。

血管年齢が上がることによる疾患のリスク

アテローム血栓性脳梗塞

あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!
血管年齢と大きな関係があるのが、このアテローム血栓性脳梗塞です。

長い期間の生活習慣病の悪化や加齢などにより、動脈の血管内部においてコレステロールや中性脂肪、カルシウム、線維性結合組織、マクロファージなどの細胞の死骸から構成された蓄積物を「
アテローム」と呼びます。

最初は柔らかいですが、やがて硬くなり「
プラーク」と言われるものに変質してゆき、動脈硬化が進むため、血管年齢も上昇してしまいます。

アテロームが脳血管系に発生すると、動脈壁に沈着したアテロームのため動脈内腔が狭くなることで脳血流が悪くなる、または、沈着していたアテロームが動脈壁から剥がれ落ちて脳組織末端に詰まらせてしまう、といったことでアテローム血栓性脳梗塞が生じます。

■アテローム血栓性脳梗塞の危険性

以下のような重大な後遺症を残すことも多々あります。

・半身の麻痺

・めまい

・嚥下障害

・言語障害

・視野障害

脳内での発生場所や、治療介入時期によっては死亡する場合も考えられます。

一過性脳虚血発作

あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!
脳梗塞発症の前から脳組織の壊死に至らない程度の脳虚血症状を起こしているものです。

24時間以内に一旦完全に消失する、以下のような一過性の神経症状が特徴です。

・片目が見えなくなる

・物が二重に見える

・転倒しやすくなる

・顔や手足がしびれる

・ろれつがまわらない

・言葉がでなくなる

・人が言うことが理解できなくなるなど

一過性脳虚血発作は、アテローム血栓性脳梗塞の先行症状と言ってもよいでしょう。

脳血管性認知症

あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて!
脳血管性認知症は脳梗塞や脳出血により生じるもので、突然の大発作が原因で急激に発症する場合と、小さな脳血管障害を頻繁に起こしているうちに徐々に認知症が進む場合があります。

梗塞の起こる場所によっては、認知症になる場合があります。

主な原因は脳血管障害であるため、何よりも動脈硬化にならないこと、血管年齢を上昇させないことが最大の予防になり、高血圧や糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病があると発症しやすいため、日ごろの心がけが大切です。

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