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大物作家も参戦!? 日本酒の“キャラクター化”がスゴい!!

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日本酒――。

その歴史は深く、数百年を越えて受け継がれている蔵元も少なくありません。まさしく日本の伝統そのものですね。しかし最近、そんな日本酒が何やらスゴいことになっているそう。「スゴいこと」とは、どういうこと…? 実はいま、日本酒の銘柄たちが、続々と“キャラクター化”しているんだとか。名付けて、日本酒キャラクター化プロジェクト「ShuShu」!

「ShuShu」は、一本の日本酒が出来上がるまでのさまざまな“ものがたり”にスポットを当て、その伝統や地域の人びとの絆の中から生まれたキャラクター。いわば、日本酒の銘柄それぞれに宿る精霊のようなものだそうです。そしてそれぞれのキャラクターのデザインを手がけているのが、松本零士氏や美樹本晴彦氏ら大物揃い。最近流行りの“萌えキャラ”とは一線を画した、活きいきとしたShuShuたちが日本酒の魅力を一層際立てているのです!

日本酒の個性をわかりやすく伝えるためのキャラクター化

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というわけで、このプロジェクトを運営している株式会社オルトプラスの金子勉さんにお話を伺いました。そもそも日本酒のキャラクター化、どういう狙い?

「日本酒って、味も香りも銘柄によってさまざまじゃないですか。でも、それをうまく伝えるというのはすごく難しい。特に最近は外国人にも人気がありますが、英語でその銘柄の特徴を説明するのは大変です。そこで、ひと目でどんなお酒なのかがわかるキャラクターがいるといいな、と考えたのがきっかけです」(オルトプラス金子勉さん・以下同)

なるほど、確かに鋭い目の男性キャラクターだったら「力強く辛口系かな?」と想像がつきやすい。実際にキャラクターを作り上げるまでには、味や香りから素材、製法、歴史まで、その“ものがたり”を蔵元さんからヒアリングするそうです。

「蔵元さんはどこも協力的で、『男性がいいんじゃないか』『こういうものを持たせたほうがいいのでは』などなどご提案を頂きます。そして、それを実際にキャラクター化していただくのが作家の先生方。先生方には男性とか女性とか、持ち物などの最低限の設定だけをお伝えして、あとはお酒を飲んでそのインスピレーションで描いてもらっています。おかげさまでどれも日本酒の特徴を抑えつつ、日本酒への愛が満ち溢れた最高のキャラクターになりました」

そのため、手がけている作家はみな“大の日本酒好き”ばかりなのだとか。つまり、日本酒への愛とそれぞれの作家の類まれなセンスが相まって、イマドキ“萌えキャラ”とは違う、日本酒の魅力を見事に体現したShuShuたちが生まれたということなのです。

「それぞれのキャラクターの設定は、すべて銘柄につながるもの。出身地は蔵元の所在地、年齢は蔵元の歴史、好きな食べ物はその日本酒に合う食べ物です。細かい設定も日本酒の持つものがたりを踏まえたものになっています」

ただ日本酒の銘柄にキャラクターをあてているわけではなくて、銘柄そのものと深い結び付きがあるキャラクターたち。こうした“キャラクター化”にありがちな「声優を先に当てる」ということをしていないのも、お酒の魅力を引き立てるのがキャラたちの役割だというこだわりがあるからだとか。

では、そんなキャラクターたちの一部をご紹介しましょう。

八策/船中八策(作画:jitari)

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出身:高地県高岡郡

年齢:413歳

身長:187cm

好きな食べ物は:カツオのタタキなどの赤身の刺身

大きな筆を持った細身のイケメン男性だが、この筆は銘柄名「船中八策」にちなみ、坂本龍馬が船の中で“船中八策”をしたためたことをイメージしたとか。「物静かな性格だが、大切にする相手には極めて辛口で淡々と言葉をかけ力を与える」というあたりに、お酒の味が想像できます。

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髙山 妙/特別純米 妙高山(作画:ヤスダスズヒト)

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出身:新潟県妙高市

年齢:201歳

身長:153cm

好きな食べ物:山菜、根曲がり竹、のっぺ

妙高山の中で水霊たちと対話しながら育ったという、自然の中から生まれたShuShu。スマートで柔らかい表情から、妙高山の濃醇な味わいが想像できます。手が山の形を描いているのは越後富士とも呼ばれる妙高山をイメージしたもの。

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田酒泉心/田酒 特別純米酒(作画:松本零士)

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出身:青森県青森市油川

年齢:138歳

身長:168cm

好きな食べ物:ホタテの刺し身、赤みの刺し身

刀を掲げた独眼の剣士。荒くれ漁師たちを見て育ち、ぶっきらぼうな印象があるが実は優しい心の持ち主だとか。心の中では人びととの厚い繋がり、自然との深い繋がりを主陣ているというあたりは、青森の自然の中で生まれた田酒の深い味わいを思い起こさせます。

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奥ノ松 爽和/奥の松 純米大吟醸 スパークリング(作画:ささきむつみ)

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出身:福島県二本松市

年齢:300歳

身長:160cm

好きな食べ物:シーザーサラダ、フルーツサラダ、洋食

他のShuShuたちは和服姿が定番。だが、このShuShuだけはセーラー服を来て首にはヘッドフォンをかけているという現代的なキャラクター。それもそのはず、「奥の松 純米大吟醸 スパークリング」は今までとは異なる低温瓶内二次発酵という製法で作られた新しい日本酒。その新しいイメージが斬新なキャラクターに落とし込まれた。アルキメデスやエジソン、平賀源内ら名だたる発明家を見て育ってきた理系女子で、最新の技術開発に余念がない…のだとか。

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いかがでしたか? 他にも現時点で13のShuShuが公開中。今後も「全国47都道府県の制覇がひとつの目標」(金子さん)といい、順次ShuShuは増えていく予定だそう。

「今はまだこの先の展開を具体的に考えているわけではありません。むしろ、少しずつ日本酒好きの間で『変なキャラがいるらしいぞ』と話題になってくれればありがたいですね。今すぐこのキャラたちで何かをするというよりは、長いスパンでじんわりと日本酒好きに広まっていく。そうすれば、自ずといろいろな動きが生まれると思います」

どれも個性的でひとつひとつのお酒のものがたりが伝わる魅力的なShuShuたち。決して“ただキャラクター化しただけ”ではない深い日本酒への愛情が伝わってくる。日本酒好きのみなさん、お酒を酌み交わすときには、ShuShuたちのキャラも肴にしてみては?

(今回取り上げたサイト)

日本酒ものがたり

公式サイト

取材・文/鼠入昌史

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