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突然の発熱、BCG跡の赤み。1歳5ヶ月の息子が川崎病と診断されるまで

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保育園から帰宅して1時間経った頃、息子の機嫌が異常に悪いことに気づきました。まだ思うように意思表示ができない1歳5ヶ月の息子。を測ると37.5℃。鼻水や咳は出ていない。手や足を見ると少し発疹が出ていました。「突発性発疹?」と思いつつ、病院は閉まっている時間だったので「明日かかりつけに行けばいいか」と気楽に考えていました。

しかし、機嫌は悪くなる一方。ご飯も食べず、布団に寝転がって足をシーツにこすり付け、上下に動かしていました。「足がかゆいのかな・・・」と思い、手元にあった市販のかゆみ止めを塗りました。なだめながらなんとか眠りについてくれたのが22時。それから私はひたすら「発疹、発熱」でWeb検索。「このまま朝まで寝てくれ~」と願いながら検索していると「川崎病」という言葉にたどり着きました。症状がなんとなく似ていたのですが、決定的だったのが「BCGの跡が赤くなる」ということ。息子の腕を見てみると、BCGの跡が真っ赤になっていたのです。

全身の血管に炎症が起こる病気。原因は不明。心臓にコブができる可能性。緊急に治療が必要。成人するまで定期的に通院・・・。

どこに書かれている情報も信じたくないものばかりでした。その日は主人の帰りが遅く、私は隣で寝ている息子を見ながら1人オロオロするしかありませんでした。「このままひどくなったらどうしよう、救急車を呼ぶべきか、いやまだ川崎病と決まったわけじゃない。眠れているのだから明日でいいか、でもひどくなったらどうしよう・・・」とぐるぐる考えていました。

しばらくして、小児救急相談(#8000)に電話することを思いつき、かけてみました。電話に出た中年(と思われる)看護師の女性は、私の話を聞いたあと、こう言ったのです。

「うーん、実際診てないから何とも言えないけれど、もし本当に川崎病だったら、あなたそんなもん(普通に眠っていられる程度の症状)じゃないわよ」。

私は、看護師の言葉を信じ「あっそうなんだ、私の思い過ごしか」と思いました。それからようやく落ち着いた私は、眠りにつくことができました。既に夜2時は回っていたと思います。

翌朝、息子はひどく機嫌が悪いとか、ぐったりしている様子はありませんでした。熱は38℃。まだらな発疹、目の充血、そしてBCGの跡は相変わらず赤いままでした。かかりつけの病院に行くと、「川崎病の可能性があります。入院施設のある病院に行って下さい、紹介状を書きます」とのこと。 関連記事:まさかうちの子が難病になるなんて。家族が一緒に笑えることの幸せをかみしめる

ある程度、覚悟はできていました。紹介状を持って家に戻り、寝ている夫を叩き起こし、入院に必要な荷物を持って車を走らせました。

その車中、夫はおもむろに言いました。「まあ、俺も小さい頃、川崎病にかかったし。今何でもなく元気だし。大丈夫でしょ」

「は?!何その無責任な発言。大丈夫な根拠がどこにあるわけ?!」と口には出しませんでしたが、私は爆発寸前。あとで考えれば「もっと気を楽にしなよ、きっと大丈夫だから」という励ましの意味が込められていたのだと思います。

でも、その時私は川崎病が生死にかかわる病気だとビクビクしていたのです(実際、命の危険もあります)。しかも、夫が昔川崎病にかかっていたと初めて知ったのです。その時は寝不足もあり、私は夫の発言に返す言葉を見つけることができませんでした。

紹介先での診断は同じく「川崎病」。そのまま入院となりましたが、幸い治療の効果も早く出て、入院も最短の7日間で済みました。

退院してもうすぐ1年。今のところ後遺症もなく元気です。中学卒業くらいまでは定期的に通院は必要ですが、体に異常がないことを確認する大切な通院です。

長い付き合いになる川崎病。ママさんたちは、知っておいて損はない病気だと思い、出産した友達には必ず川崎病のことを伝えるようにしています。 関連記事:もしかして川崎病?何度病院に行っても病名が確定せず、泣きながら訴えたあの日

著者:gofightwin

年齢:40代前半

子どもの年齢:2歳4ヶ月

3年間の不妊治療の末、39歳で出産したワーキングマザーです。いかに時短でおいしい料理を作るか日々模索中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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