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パパも大わらわ! 退院手続きに赤ちゃんとママのお世話…オランダの「父親の育休」

生活・趣味
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突然ですが、これは何の日数でしょうか?

オランダ…2日

ドイツ…最低でも2か月

フランス…28週

ルクセンブルク…6か月

答えは、父親の有給産後休暇の日数です。

これは、オランダのある新聞記事に出ていたもので、オランダ在住の私たちは目を疑いました。

ヨーロッパの他の国は、なんて、うらやましい日数なんでしょう!

オランダで2016年の現在、父親がとれる有給の産後休暇は2日です。子供が生まれたその日と、次の日。合計、2日。必要最低限の日数です。

日本では、出産後数日間入院するのが一般的かと思いますが、オランダでは母子に異常がなければ、出産後すぐ退院。日本とは事情が違います。

私の場合も、出産後はフラフラのまま、車いすに乗って病院から駐車場まで移動したほどです。このような状況ですから、お世話してくれる人がいないと本当に困るのです。

で、誰がお世話するのかといえば、父親やパートナーです。

出産に立ち会い、フラフラの私に代わって病院の人と連絡を取り、私が会陰の手術をしている間に生まれたばかりの息子を抱っこして面倒をみて、私の車いすを駐車場まで押し、息子と私を乗せて家まで運転してくれたのは、ぜーんぶ主人です。

オランダでは里帰り出産は一般的でなく、実家に頼らず、夫婦でやっていくことが多いため、父親の支え無しでは乗り切れません。

ということで、父親も産後はバタバタです。

家で、出産した体を休めながら赤ちゃんの世話をしている母親に代わって、父親が出生届を出したり(オランダの出生届は、3日以内に届け出る)、親戚に赤ちゃん誕生の連絡をしたり、買い物に行ったりします。

その他にも、オランダで赤ちゃんが生まれたときには、誕生を知らせるカードを送るので、印刷屋さんに必要なデータをもっていって、カードを発注したりと、とにかく父親も大忙しなのです。

私の主人も、病院から帰宅してから、忙しくいろいろな用事を次々済ませていて、産後の2日なんて、覚えてもいないくらいあっという間でした。 関連記事:「妻の毎日はこうだったんだ」 2人目の産後、育児・家事・仕事の3役に奮闘した夫

我が家では、当初から2日なんて短すぎると考えていたので、主人は年次有給休暇を続けて申請し、産後休暇を2週間取りました。

2週間あれば、届け出などの大切なことから、赤ちゃんの世話の仕方など、落ち着いて夫婦で取り組むことができましたし、産後のマタニティブルーが大変だった時期もいろいろと助けてもらえました。

2日間だけ休んで、3日目から仕事なんて考えられないほど大変でしたから、2週間休んでもらえて本当に良かったです。

新聞記事にも「ほとんどのヨーロッパの国では、父親は最低でも2週間の有給産後休暇が取れる」と書かれており、やっぱり、2週間は必要だよなーと納得したものです。

日本でも、赤ちゃんと母親が一週間の入院後に退院して家に帰って、病院と事情が違う中で「今日から母子二人で頑張ってね」とされるよりも、誰かがもう一週間サポートしてくれるとしたら、きっと心強いのではないでしょうか。

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