ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

「これ、パパにくれた!」言い間違いは指摘せず、正しく言い換える。発達障害の息子への伝え方 by アマミモヨリ

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
f:id:akasuguedi:20170118001605j:plain

はじめて話した言葉がママでもブーブーでもなく、「しんかんせん」というのはやっぱり一般的ではなくて。けれども1歳2か月でやっと迎えた発語に、うちの子はゆっくりタイプなんだと納得していました。 前回のエピソード:叱る回数が激減!「ダメ」ではなく「してほしい行動を教える」、発達障害の息子への伝え方 byアマミモヨリ

1歳半健診で言葉の発達の遅れを指摘されたとき、ヒルマは意味のある言葉をほとんど話しませんでした。「パパ」と言えるようになったのが1歳10か月、「ママ」と話せるようになったのは2歳を過ぎてからのことでした。

2歳半で療育に通いはじめ、特性に合った声かけや遊び方を家庭でも取り入れると、ヒルマの話せる言葉はどんどん増えて行きました。当時は、「おなまえは?」と聞かれると、「おなまえは?」と元気に答えてしまう子でしたが、3歳を過ぎると自然とオウム返しも消えていました。

「これ、パパにくれた!」

5歳のある日、ヒルマはそう言って、パパからもらったチョコレートをうれしそうに見せてくれました。言葉は増えたものの、「てにをは」の使い方が自由だったり、「すること」と「されること」の区別が曖昧だったりで、言い間違えることがよくありました。

そんなときの対応ですが、療育での指導もそうであったように、間違えたことは指摘しません。子どもの「伝えたい気持ち」を優先し、まずは「良かったね」とか「うれしいね」と共感します。

そしてすかさず聞き取りやすい声とスピードで、

「パパが、くれたんだね」

と正しい言い方を話して聞かせます。するとヒルマも間違いに気づき、「うん。パパがくれた」と修正してきます。幼児期には、わたしはひたすらこの方法をくりかえしました。

「あした、お弁当、学校に持ってくるから」

一年生になっても時々、つじつまの合わないことをするりと言ってしまうことがありました。でも、ヒルマが楽しそうに話してくれる姿はうれしくて、わたしも笑顔で返事をしました。

「あした、お弁当持って、行くんだね」

と、もちろん正しい言い方で。 関連記事:周囲になんと言われても、理解されなくても、一番の理解者は私 ~栗原類さん母、泉さんインタビュー(前編)~

f:id:akasuguedi:20161004105354j:plain

アマミモヨリ

ひとり息子のヒルマ(小2・通常級在籍)と、ぽっこりおなかの夫との3人暮らし。2008年より、ヒルマくんとのあたふたした日々を絵日記で綴るブログ「甘味生活*育児絵日記」を開始。月間64万PVとなるアメブロ公式トップブロガーに。著書『うちの子は育てにくい子~発達障害の息子と私が学んだ大切なこと』(KADOKAWA)

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

関連記事リンク(外部サイト)

4ヶ月検診で告げられた「脳の発達不足」の疑い。うろたえる私の心を救った友の言葉
不動の男、ご機嫌斜め!殿のご機嫌取りに明け暮れた、先が見えない辛い日々 by 眉屋まゆこ
育てやすい子だと思っていた次男。一歳半検診で指摘された発達障害グレーゾーン

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。