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モーターショーより効果的? 自動車メーカーはCESに意欲

▲日産が、CESで公開したSAM(シームレス・オートノマス・モビリティ)には、NASAの遠隔操作技術が活用されている

▲日産が、CESで公開したSAM(シームレス・オートノマス・モビリティ)には、NASAの遠隔操作技術が活用されている

他業者と手を組むことで、新たな技術を導入

2017年1月5日から8日にかけて、アメリカ、ラスベガスで開催されたCES(コンシューマーズ・エレクトリック・ショー)が、自動車の話題をさらった。同時期に開催された世界に名だたる自動車ショーである、デトロイトショーよりもCES関連のニュースの方が目立ったほどだ。

今回のCESで、各社がテーマに掲げてアピールしたのは案の定、自動運転技術に関するものだった。

▲日産のSAMは、道路が一時的に封鎖されていたり、障害物があるなど想定外の状況に出くわしたときに、自動運転車が臨機応変に対応するための指示を司令センターから送信するというものだ

▲日産のSAMは、道路が一時的に封鎖されていたり、障害物があるなど想定外の状況に出くわしたときに、自動運転車が臨機応変に対応するための指示を司令センターから送信するというものだ

NASAの技術を活用し、遠隔操作を可能にした日産

CESで日産のカルロス・ゴーンCEOは、新技術の「SAM」を含めた、ゼロエミッション&ゼロフェイタリティ(=死亡者ゼロ)に向けた技術とパートナーシップに関する基調講演を行って注目を集めた。

SAMとは、NASAの技術を使い、完全自動運転車のAI(人口知能)学習を遠隔操作によって支援するというもの。自動運転車は、機械的に障害物を認識して危険回避のために止まることはできるものの、周りの状況(車や歩行者)に配慮しながら、それらを避けて通るといった判断はできない。

そういった人間の判断が必要な状況において、指令センターから遠隔で指示し、さらには他の自動運転車にも広く共有して学習を深めていくシステムだ。NASAが無人惑星探査車に導入している遠隔操作技術を応用したものだという。

▲ホンダがCESに出店したNeuV。感情エンジンを有し、ドライバーの表情や声からストレス状況を判断して、運転をサポート。所有者が使用していないときは、自動運転でライドシェアを行って積極的に活用するアイデアも盛り込まれている

▲ホンダがCESに出店したNeuV。感情エンジンを有し、ドライバーの表情や声からストレス状況を判断して、運転をサポート。所有者が使用していないときは、自動運転でライドシェアを行って積極的に活用するアイデアも盛り込まれている

▲こちらもホンダが初公開した実験車。アシモをはじめとするロボット研究で得たバランス制御技術が搭載されており、ライダーが乗っていない状態でも自立する。この技術は転倒防止にも役立てられ、安全運転に貢献するはずだ

▲こちらもホンダが初公開した実験車。アシモをはじめとするロボット研究で得たバランス制御技術が搭載されており、ライダーが乗っていない状態でも自立する。この技術は転倒防止にも役立てられ、安全運転に貢献するはずだ

ホンダは、グーグルとタッグを組む

ホンダは、CES開催直前の2016年12月22日、アメリカのグーグル社から分離独立した、自動運転関連の開発会社、ウェイモとの提携を発表した。ホンダが提供する車両にウェイモのセンサー類とソフトウェアが搭載され、自動運転に必要な車両制御技術の開発が進められていく。

ウェイモは、すでにFCA(フィアット・クライスラー)と手を組んでいて、クライスラー パシフィカを使った自動運転車を2017年内にも発表するといわれている。

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