【必読】誤字だらけの炎上本「岐阜信長 歴史読本」の編集プロダクションが誤解と中傷で悲鳴 / 報道機関の皆様へ

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誤字だらけの本として物議をかもした「岐阜信長 歴史読本」(出版社: KADOKAWA)。編集者が校正をしたとは思えない誤字だらけの本で、購入者やインターネットユーザーから大きな批判の声があがっている。

・ぷれすに対して批判の声
NHKの報道によると、岐阜県は広告費として460万円を出版社に出資しており、校正は編集プロダクションの株式会社ぷれすが担当したという。そのような流れで作られた本のため、ぷれすに対して、一部から批判の声が出ている状態だ。

・出版社が校正を反映しないまま出版か
しかしながら、株式会社ぷれすはしっかりと校正をし、出版社に納品したと話している。つまり、ぷれすが校正したにもかかわらず、出版社が校正を反映しないまま出版してしまったというのだ。以下は、株式会社ぷれすの代表取締役、奥村侑生市氏が発表したコメントである。ぷれすの見解をしっかり伝えるため、全文を掲載する。

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・報道機関の皆様へ
「岐阜信長 歴史読本」誤植報道に関してのお願い 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。さて、このたびネットニュースやテレビ報道等ですでにご承知のことと思いますが、株式会社KADOKAWAより本年1月末に発行された「岐阜信長 歴史読本」の大量誤植により、同誌の回収・刷り直しが報じられました。弊社はこの校正作業を担当した校正・編集プロダクションです。(同誌奥付に弊社が校正担当として表記されております)

昨年末、同誌編集長より依頼を受け、年末年始の極めて短い期間の中で精一杯に校正作業を行い、納品いたしました。しかし、弊社からの指摘が多く無視される形で、適切な修正がなされないまま出版されてこのたびの報道となってしまいました。2月10日、同社ビジネス・生活文化局長より「ぷれすにはなんら落ち度はない」旨の謝罪電話がありました。(経過は弊社公式サイトに公開中。近日中に同社も対応する旨を約束しています)

弊社が校正を行った後、同誌編集部内においてどのような処理が行われ今回の事故に至ったか、同社内において調査中とのことです。ただ、報じられている箇所は、すべて弊社の校正において入朱(あるいは鉛筆による疑問出し)しているか、もともと校正時のゲラには記載のなかった事項などです。弊社は校正・編集プロダクションとして創業38周年を迎えます。現在まで、校正という業務に真摯に取り組み、コツコツと実績を築き、皆様からの「信用」を礎に事業を営んでおります。しかるに、これまでの報道を見聞きしておりますと、その多くが「校正」に原因があるとの印象を与えており、ネット上で一部、誤解を生み、弊社に対する根拠なき中傷にもつながっています。このことは、前述のように、誠実に校正を行った弊社にとっては極めて遺憾なことであります。

報道機関の皆様には、この事実を踏まえていただき、いわれのない風評被害を憂慮する弊社はもちろん、校正にあたったスタッフの名誉、そして同業他社の社会的信用のためにも、弊社の主張を何らかの形で報道していただきたく、切にお願い申し上げる次第です。必要でしたら、喜んで取材にも対応させていただきます。ご多忙のところお読みくださり、どうもありがとうございました。何卒ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。吉報をお待ちしております。敬具 株式会社ぷれす 代表取締役 奥村侑生市(引用ここまで)

・ぷれすの責任ではない
ぷれすが依頼を受けた仕事をしっかりこなしたにも関わらず、出版社が指摘された修正をしないまま出版して炎上したのであれば、それはぷれすの責任ではない。中傷はもってのほかだが、誤解しないように関係各社の繋がりと背景をしっかり把握する必要があるだろう。まじめで優良な会社が損をする流れだけは作ってはいけない。

・数々の興味深い本を担当
ちなみに、ぷれすは数多くの書籍やムックなどの編集、校正、ディレクションなどを担当している。カメラ、海外、ウェブマガジンなど、そのジャンルは多岐にわたる。気になる人は、公式サイトを覗いてみてはいかがだろうか。

もっと詳しく読む: 誤字だらけの炎上本「岐阜信長 歴史読本」の編集プロダクションが誤解と中傷で悲鳴 / 報道機関の皆様へ(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2017/02/14/gokai-nobunaga/

報道機関の皆様へ(株式会社ぷれす)

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