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世代を超えたコラボ 【森亀橋 2017 presents Your Songs, Our Songs powered by FM COCOLO】のレポートが到着

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世代を超えたコラボ 【森亀橋 2017 presents Your Songs, Our Songs powered by FM COCOLO】のレポートが到着
 2月7日~8日、大阪・フェスティバルホールにて、森俊之(Key)、亀田誠治(B)、佐橋佳幸(G)と河村”カースケ”智康(Ds)による森亀橋バンドが【森亀橋 2017 presents Your Songs, Our Songs powered by FM COCOLO】を開催し、日本の音楽シーンを支える16組のアーティストたちが世代を超えたコラボレーションを繰り広げ、そんな二日間の模様をレポートした。
 ステージの上には各パートのステージがセッティングされ、暗点し、始まりを告げるSEが流れだす。このイベントの主催者である森俊之(Key)、亀田誠治(Bass)、佐橋佳幸(Gt)+河村”カースケ”智康(Ds)が壇上し、セッションを繰り広げていく。森の輪郭のない繊細な旋律と、亀田の年齢を感じさせない痺れる低音、佐橋の職人的な珠玉のギター、重量感だがリズミカルにリズムを刻む河村。数々のアーティストのサポートを務めた4人のセッションはまさに奇跡の時間の始まりである。
 そんな中登場したのはトータス松本。「笑えれば」を歌い始めると、オーディエンスからは自然と手拍子が生まれだす。「コラボやります、若き歌姫です。」と紹介されたのは片平里奈。2月22日に発売されるウルフルズ初のトリビュートアルバム『Best of Girl Friends』で片平が参加した楽曲「サムライソウル」をトータス本人と共演。片平の強く芯のある歌声と、トータスのエネルギッシュな歌声が、見事にマッチしていた。
 片平は「女の子は泣かない」を披露し、トータスと岸谷香を呼び込むと、片平自身も単独ライブでカバーするという「風に吹かれて」を忌野清志郎の訳詞でカバー。3本のアコースティックギター、佐橋はバンジョーに持ち替え、カントリー調で会場の雰囲気をガラッと変えた。
 岸谷が残り、「一緒に歌って青春時代を取り戻してください」と「ダイヤモンド」を披露。岸谷の言葉通りオーディエンスはスタンディング状態。「娘というくらい歳が離れていますけれども…」とmiwaを呼び込む。岸谷のペースでMCが弾む中、「世界でいちばん熱い夏」を熱唱。世代を超えたハイトーンボイスの2人の生コラボにはかなりときめいた。
 MCを経て、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)が登場。「真面目に歌ってる人ばっかりで笑い少なくない?」とTOSHI-LOW節が炸裂。「明日なき世界」で熱い想いがオーディエンス胸の奥を刺す。「俺のダチでもあるんだよ。」と紹介されたのは仲井戸”CHABO”麗市。ファニー・カンパニーの「スウィート・ホーム大阪」やブルース・スプリングスティーン「Hungry Heart」など彼らのルーツ・ミュージックを次々と繰り出し、会場は一気に男臭いブルージーなムードへ。仲井戸は「今日は清志郎の匂いがたくさんあるな」「清志郎と若い日に共作した俺の宝物だ。みんな知ってるなら一緒に歌ってくれよ!」と「雨上がりの夜空に」ではオールスタンディングで腕を振り上げた。森亀橋バンドもヴォーカルで参加し、クライマックスのような一体感が創り出されていた。
 転換の最中には、このイベントが開催された経緯などを話し、亀田は「何かが曲の中に宿って、心の中に宿って、繋がっていく感じがたまらんですな!」と語った。そんな亀田がプロデュースしたGLIM SPANKYは新人ながら堂々としたステージを披露し、「もっとやりたいなって気持ちでいっぱいです」とコメント。「おじゃましマニッシュです」といつもの調子でMANNISH BOYS(斉藤和義/中村達也)が登場し、はっぴいえんどのカバーで「はいからからくち」をコラボするなど、音数を増したアンニュイな大人のかっこよさがにじみ出ていた。最後はオールキャストで斉藤和義の「歩いて帰ろう」を披露し、1日目にして盛りだくさんな内容だった。
 2日目は、森亀橋バンドと共にCharaが登場。ご挨拶代わりに「やさしい気持ち」からスタート。佐藤千亜妃(きのこ帝国)を呼び込む。「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」や、佐藤がリクエストした「ひこうき雲」では、緊張感もあるが二人の幻想的な空気に引き込まれていく。

 さかいゆうは、冒頭から弾き語りで「君と僕の挽歌」を披露し、柔軟性のある歌声が響き渡る。「僕の人生を狂わせた人です」と紹介されたのは田島貴男(ORIGINAL LOVE)。「接吻」では二人のソウルフルなステージを見せてくれた。そんな中、田島のゆるーいトークも花が咲き、そんな田島を亀田は”楽屋をそのまま持ってきてくれる男”と呼んでいた。笑
 ステージには森が一人残り、「音楽に携わっている人、全員がリスペクトしています」と吉田美奈子を呼び、「THE LIFE」をデュエット。どこまでも伸び上がる吉田の歌声はまさに圧巻。「いつか共演したい」と語った中納良恵(EGO-WRAPPIN’)を紹介し、「FUN!」そして、ゴスペルクワイアをバックにアレサ・フランクリンとメイヴィス・ステイプルズがデュエットした教会でのライブを再現。今まで共演がなかったのが不思議なくらい、息のあったステージを見せてくれた。
 終盤、岸田繁(くるり)が登場。「春風」では、佐橋とのギターセッションに会場のヴォルテージも上がる。そして「僕の一番年上の友達です」と小田和正が満を持してステージへ。「ばらの花」を歌い上げると、小田は「君、良いメロ書くね」と絶賛。イントロから弾ける「ラブ・ストーリーは突然に」でオーディエンスは総立ち。小田も客席に降り、ファンを沸かせ、最後は「言葉にできない」で溜息にも近い多幸感に溢れていた。
 ”日本の音楽界の先輩、それにリスペクトする若手”というコラボをコンセプトに8組16アーティストによる世代を超えた共演に、森亀橋の三人は、「大阪のお客さんも音楽も熱いし、なんて幸せなんだろう」、「音楽を鳴らしているときが楽しくてしょうがない」、とコメントし、「ここでまたやりましょう」と嬉しい言葉も聞けた。
そして、FM COCOLOではライブ音源とバックステージインタビューで構成した特別番組を19日(日)、26日(日)に計4時間にわたりオンエアする。
◎公演情報
【森亀橋2017 presents Your Songs,Our Songs powered by FM COCOLO】
大阪・フェスティバルホール
2017年2月7日(火)、8日(水)<終了>
出演アーティスト:
森亀橋バンド 森俊之(Key)/亀田誠治(B)/佐橋佳幸(G)/河村”カースケ”智康(Ds)
[2/7(火)]
片平里菜/岸谷香/GLIM SPANKY/トータス松本/ TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/仲井戸”CHABO”麗市/MANNISH BOYS(斉藤和義/中村達也)/miwa
[2/8(水)]
小田和正/岸田繁(くるり)/さかいゆう/佐藤千亜妃(きのこ帝国)/田島貴男(ORIGINAL LOVE)/Chara/中納良恵(EGO-WRAPPIN’)/吉田美奈子
◎番組情報
『FM COCOLO SPECIAL PROGRAM 森亀橋2017 presents Your Songs, Our Songs』
オンエア日:2月19日(日)、26日(日) 各日19:00~21:00
DJ:加藤美樹

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