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「玉桂」「銀鉤」などの名前を持つ、今の季節とても美しく見えるものは?

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日に日に寒さが増すこの頃ですが、空気が澄んでいるので星が輝きを増し、美しいですね。
さて、タイトルにあった「玉桂」や「銀鉤」など聞き慣れない言葉ですが、何を指しているかご存知でしょうか?
これらは月を表す異称(別名)です。
異称は満月や三日月などの移り変わる姿や、様子などによって様々で、今回はその数多くある中の一部をあげてみます。
 
<月の異称>
・古代中国の伝説で、月の中に生えているという「桂の木」は、高さは約1500mあり切ってもすぐに切り口が直る霊木で、これが転じて月を指すようになり「桂、月桂、玉桂(たまかつら)」。
・月の丸い形が輪のように見えるところから、「月輪(げつりん)」。
<満月の異称>
・満ちた月の形を鏡に例えた「月の鏡」。
・夜空いっぱいに広がる月を「天満月(あまみつつき)」。
<三日月の異称>
・形が剣に似ている所から「月の剣(つるぎ)」。
・銀色の釣り針に形を見立てて「銀鉤(ぎんこう)」。
<月の様子を表した名称>
・夜空を広い海に、ゆっくりと動いていく月の様子を船に見立てて「月の船」。
・澄んだ夜空に冴えて輝く月が氷のように見えること、または水に映る月光が煌めく様子から「月の氷」。
こうした日本語ならではの繊細な表現を見ると、不思議と心に響くものがあり、やはり日本人なのだなあ……と感じます。
灯りの無かった時代から、想いを重ね合わせるように和歌にも詠まれ、親しまれてきた月だからこそ、たくさんの言葉があるのかもしれません。
時には天空で移ろいゆく月の姿を、こうしたもうひとつの名前で楽しんでみるのはいかがでしょうか。
(雪宮なな)


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