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天国で後ろ指さされないために! 今のうちに知っておこう「デジタル遺品」の対処方法

エンタメ

「遺品整理」とは、大切な人がこの世を去ってから、残された家族や友人が故人の持ち物を整理すること。愛用していた腕時計や、撮影したことを忘れていた思い出の写真を手に取ることは、故人を偲ぶ大切な時間になる。ところが、昨今の遺品は「カタチ」がないことが多い。手に取ることもできなければ、どこにあるのかさえわからないなんてこともしばしば。それが今、メディアでたびたび取り上げられている「デジタル遺品」の問題だ。

デジタル遺品とは、故人が使っていたパソコンや携帯電話・スマートフォンに残されたデータを指すが、その種類は多岐にわたる。撮影した画像データやメール・LINEのやり取りにはじまり、インターネットバンキングのIDやパスワードといったものまで。なかには故人にとって「家族には見せたくない」情報もあるだろう。残された家族は必要な情報にアクセスできないし、データの持ち主は天国に行ってしまったのだから、パスワードを教えることはできない(「それは見ちゃダメ!」と止めることも)。さあ、どうする?

老いも若きも「その時」を考えて準備はしておきたい

明日かもしれないし、50年後かもしれないが、あなたも私も、いつか亡くなってしまう。これは紛れもない事実。最近では身の回りを生前整理しておく「終活」が話題になっているが、デジタルデータについても同じことがいえる。”その時”のために準備できそうなことは、たとえばこんなこと。

1.知らないと困るだろうな、と思うことを挙げておく

長年撮影してそのままになっている家族写真やメールのやり取り。自分がいなくなったあとでも、家族が目を通したいと思うような内容は、フォルダごとにわかりやすく整理しておこう。逆に、「これは不要なもの。だけど今のうちは手元に置いておきたい」といった類のデータも、わかるようにしておくと安心だ。いざ家族がデータを見たとき「これは大事なもの? それとも不要なもの?」と区別するのはなかなか難しい。残された家族が困らないように、生前整理をしっかりしておこう。

もちろん、パソコンやスマートフォンのパスワードはなんらかの方法で伝えておくことを忘れずに。パスワード解除サービスを業者に依頼すると、だいたい2万円前後で実施してくれるが、必ず成功するとは限らない。あらかじめ共有しておいた方がいいだろう。

2.お金関係のことはできるだけ共有する

インターネットバンキングのID/パスワード、電子化された株券などは、本人以外がアクセスするための情報開示は途方もなく面倒臭い。場合によっては、弁護士なりのお世話にならないとなにもできないケースもある。そのため、利用しているサービスとそのアクセス方法は、きちんと共有をしておいた方が安心だ。

もちろん、テキストファイルに書き込んで、自分のパソコンに保存しておくのでは意味がない。オンラインストレージに保存しておくのも、万一、不正アクセスにあったときのことを考えると避けるべき。そのほか、口座開設時の書類などはまとめて保管しておくこと。せっかく家族のために資産を運用していたのに、家族に一生渡せない! なんて悲劇があったら、死んでも死にきれないだろう。

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